シーズンの真っ只中の欧州組の招集は不透明
U-20日本代表の最新序列。(C)SOCCER DIGEST
モーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)が6月4日から14日にかけて行なわれ、船越優蔵監督が率いるU-20日本代表は、U-20ワールドカップ前最後の活動を終えた。
本大会開幕まで約3か月。5月30日に組み合わせ抽選会が実施され、グループAに入った日本は開幕戦でエジプト(現地9月27日)、第2戦ではホスト国のチリ(9月30日)、最終節でニュージーランド(10月3日)と対峙する。
登録人数は21名。最終予選を兼ねた今年2月のU-20アジアカップから2人少ない陣容で大会に挑むため、複数ポジションをこなす能力や中2日の連戦を乗り越えられるタフさも求められる。
また、今回のU-20W杯は9月下旬の開幕になるため、ヨーロッパ組はシーズンの真っ只中。招集できるか否かは直前まで不透明となっており、今夏の移籍市場も考慮したうえでスカッドが固まるのは、メンバー発表ギリギリのタイミングだろう。そうしたいくつかの事情を踏まえたうえで現在の序列を考察していく。
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本大会開幕まで約3か月。5月30日に組み合わせ抽選会が実施され、グループAに入った日本は開幕戦でエジプト(現地9月27日)、第2戦ではホスト国のチリ(9月30日)、最終節でニュージーランド(10月3日)と対峙する。
登録人数は21名。最終予選を兼ねた今年2月のU-20アジアカップから2人少ない陣容で大会に挑むため、複数ポジションをこなす能力や中2日の連戦を乗り越えられるタフさも求められる。
また、今回のU-20W杯は9月下旬の開幕になるため、ヨーロッパ組はシーズンの真っ只中。招集できるか否かは直前まで不透明となっており、今夏の移籍市場も考慮したうえでスカッドが固まるのは、メンバー発表ギリギリのタイミングだろう。そうしたいくつかの事情を踏まえたうえで現在の序列を考察していく。
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GKはU-20アジア杯でもレギュラーを務めたGK荒木琉偉(G大阪)が一番手となる。ただ経験値を考えれば、GKピサノアレクサンドレ幸冬堀尾(名古屋)も面白い。GKシュミット・ダニエル(名古屋)が負傷離脱した4月下旬以降、クラブで出番を獲得。プロ3年目にして初めて継続して試合に絡んでおり、本大会までに序列を覆す可能性を秘めている。
CB陣は立ち上げ当初からキャプテンを務めてきたDF市原吏音(大宮)が大黒柱。相方は左利きの大型DF喜多壱也(京都)が濃厚で、左足のフィードと高さを活かした守りに期待したい。
3番手は高さと強さを併せ持つ塩川桜道(流通経済大)が有力。4番手はSBも兼務できるDF土屋櫂大(川崎)が重宝されてきたが、左利きで足もとの技術に長けるDF大川佑梧(鹿島ユース)が食い込んでもおかしくない。非常事態になればSBにも対応でき、2年後のU-20W杯にも出場する権利を有している成長株を抜擢する手もあるだろう。
SBは左にDF髙橋仁胡(C大阪)、右にDF梅木怜(今治)を置く形が鉄板だ。前回大会を経験している前者は今季、クラブでレギュラーの座を射止めており、後者はモーリスレベロトーナメントでベストイレブンに選出された。
彼らをバックアップする選手としては、DF布施克真(筑波大)を推したい。FWとCB以外のポジションをハイレベルにこなす能力は稀有。本大会でも有効に活用できるはずだ。また、DF小杉啓太(ユールゴーデン/スウェーデン)の動向も気になるところ。招集のゴーサインが出た場合、2列目などでの起用もあるかもしれない。
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CB陣は立ち上げ当初からキャプテンを務めてきたDF市原吏音(大宮)が大黒柱。相方は左利きの大型DF喜多壱也(京都)が濃厚で、左足のフィードと高さを活かした守りに期待したい。
3番手は高さと強さを併せ持つ塩川桜道(流通経済大)が有力。4番手はSBも兼務できるDF土屋櫂大(川崎)が重宝されてきたが、左利きで足もとの技術に長けるDF大川佑梧(鹿島ユース)が食い込んでもおかしくない。非常事態になればSBにも対応でき、2年後のU-20W杯にも出場する権利を有している成長株を抜擢する手もあるだろう。
SBは左にDF髙橋仁胡(C大阪)、右にDF梅木怜(今治)を置く形が鉄板だ。前回大会を経験している前者は今季、クラブでレギュラーの座を射止めており、後者はモーリスレベロトーナメントでベストイレブンに選出された。
彼らをバックアップする選手としては、DF布施克真(筑波大)を推したい。FWとCB以外のポジションをハイレベルにこなす能力は稀有。本大会でも有効に活用できるはずだ。また、DF小杉啓太(ユールゴーデン/スウェーデン)の動向も気になるところ。招集のゴーサインが出た場合、2列目などでの起用もあるかもしれない。
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