パルマの日本代表GK鈴木彩艶には、イタリア王者のナポリ、ともにプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーなどのビッグクラブからの関心が取り沙汰されている。

　そんななか、新たな強豪クラブが争奪戦に加わったようだ。イングランドの名門トッテナムだ。

　英メディア『TBR』のグレアム・ベイリー記者によれば、トッテナムの幹部は、ミスが散見された正守護神のイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオのパフォーマンスを懸念しており、５人の後任候補をリストアップしたという。

　ジェームズ・トラフォード（バーンリー）、ギヨーム・レストゥ（トゥールーズ）、リュカ・シュバリエ（リール）、マルコ・カルネセッキ（アタランタ）とともに名前が挙がったのが鈴木だ。同メディアは「日本人スター、スズキは適切な価格で獲得できる可能性がある」と伝えている。

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『thehardtackle』も、この情報を元に「トッテナムはヴィカーリオの後任としてスズキを狙っている」と報道。22歳を次のように紹介した。

「スズキは、昨夏にシント＝トロイデンからパルマに移籍して以来、セリエA屈指のGKとしての地位を確立している。この高く評価されているGKは、約２年前にヨーロッパにやってくる前はマンチェスター・ユナイテッドのターゲットだった。それ以来、特にパルマでの活躍で、彼は着実に成長を遂げてきた」

「この日本代表選手は、2024-25シーズンのセリエAでわずか１試合しか欠場せず、トップリーグ37試合53失点で８試合のクリーンシートを記録した。彼の成長は目覚ましく、ヨーロッパの有名クラブの注目を集めている」

　同メディアは「特にプレミアリーグのビッグクラブはスズキの獲得に熱心で、夏の移籍市場に向けてトッテナムも獲得を狙っている。ヴィカーリオが過去12か月間、好不調を繰り返してきたことを考えると、このノースロンドンのクラブが関心を示すのも無理はない」と続けた。

「トッテナムの意思決定者たちはヴィカーリオの獲得に懸念を抱いている。そのため、トップクラスのGKの獲得に必死で、ヴィカーリオは有力なターゲットとして浮上している」

　ヨーロッパリーグ（EL）王者の動きに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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