伊藤洋輝が所属するブンデスリーガ王者のバイエルンは、左ウイングの獲得を目ざしている。

　その優先ターゲットとされてきたのがアスレティック・ビルバオのニコ・ウィリアムスだ。だが、そのスペイン代表FWはバルセロナに加入する可能性が高いようだ。

『Sky Sports』は６月17日、「バルセロナのジョアン・ラポルタ会長がアスレティック・ビルバオのスター選手、ニコ・ウィリアムスの移籍を最終決定するために動いている」と報じた。

　これを受けて、『YSscores.com』は同日、「バルセロナがニコ・ウィリアムスと契約へ」と見出しを打ち、こう伝えた。

「このプランは、ドイツ人のハンス・フリック監督と、スペイン代表でウィリアムスのチームメイトであるラミネ・ヤマルが強く支持していることが指摘されている。報道によると、バイエルンは状況を注視しており、ブラッドリー・バルコラやカオル・ミトマ（三笘薫）といった代替案を用意しているという」

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　一方で、『The Athletic』は「ウィリアムスの移籍はバルセロナにとって財政的に容易ではない。現在のチームから数選手を退団させる必要がある」と見解を示している。

　ウィリアムスのバルセロナ入団は一筋縄ではいかないようだが、三笘のバイエルン移籍が現実味を帯びてきたと言えそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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