「すごく緊張した」“衝撃”に近い代表デビューの21歳DFが発した意外な言葉「前日は…」

2025年06月11日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「平均点くらいはできた」

デビュー戦でフル代表した鈴木淳之介。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[北中米W杯アジア最終予選]日本 6-0 インドネシア/6月10日/市立吹田サッカースタジアム

「衝撃の」という形容は少し大袈裟かもしれないが、「圧巻のデビュー」と評しても異論はないだろう。

 6月10日、日本代表がインドネシアを6―0で粉砕した北中米ワールドカップ・アジア最終予選の最終節で、代表デビューを飾ったのが、3バックの左で先発した21歳の鈴木淳之介(湘南ベルマーレ)だ。

 果敢に食いつく守備で綻びを見せず、11分には正確なクロスを町野修斗に送り込んで決定機を創出するなど攻撃でも寄与した

「すごく緊張しましたけど、こういう舞台でサッカーができたことで成長できたと思います。もっと持ち味を出せればよかったですけど、平均点くらいはできたと思います」

 平均点という厳しい自己評価も驚きだが、「すごく緊張した」という言葉も驚きだ。堂々たるプレーぶりで、そんな風には見えなかったからだ。

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 「何日か前から準備はしていましたけど、いざ先発と言われると前日はなかなか寝付けなかった。寝られなかったことなんてなかったので、いい経験になりました」

 もちろん経験だけで終わらせるつもりはない。21歳は「このレベルでサッカーをし続けると自分の成長もさらに早くなると思いますし、こういう舞台に選ばれるためにJリーグでもっと圧倒的な選手になって帰ってこられるように頑張りたいです」と代表定着を誓たった。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部


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