ジャガー浅野は無得点に終わるも、計6ゴールが生まれた柏対広島は白熱のドロー

2016年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

浅野のシュートは無情にもバーに阻まれる。

浅野はゴールならず。GKとの1対1のシーンでシュートがバーを叩くなど、チャンスを決めきれなかった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J1第2ステージ3節]柏3-3広島 7月13日/柏
 
 J1第2ステージ3節の柏対広島は7月13日、日立柏サッカー場で行なわれ、3-3のドローに終わった。

【柏3-3広島PHOTO】計34本のシュートが乱れ飛ぶ撃ち合い!

 ホームの柏は5分、クリスティアーノのCKに中山が合わせて幸先良く先制する。

 しかし、この中山のJ1初ゴールで柏がリズムを掴むかに思われたが、その後は一転してサイドを起点に攻める広島が優勢に立った。
 
 広島は31分に右サイドを攻略し、最後は丸谷がミドルを放つ。すると、これが柏DFに当たってコースが変わり、そのままゴールへ。さらに43分には、塩谷のFKが、またもDFに当たってGK中村の逆を突き、ネットを揺らした。
 
 そして、前半終了間際の45+1分。今度は清水が左サイドから精度の高いクロスを上げ、フリーの柴崎がヘッドで沈めて3-1。広島が2点をリードして前半を折り返した。
 
 後半に入ると、2点のビハインドを背負った柏が、猛攻を仕掛ける。まずは56分、右サイドで仕掛けた伊東のクロスを、D・オリヴェイラがヘッドで叩き込んで2-3。さらに61分には、クリスティアーノがPKを沈めて同点に追いついた。
 
 その後は両チームとも攻撃的な姿勢を保って撃ち合いを演じるも、勝負を決める1点は生まれず。シュート数16対18という見応えのある乱打戦は、3-3の痛み分けに終わった。

 アーセナル移籍が決定している浅野は、何度かチャンスを迎えたが、GKとの1対1でシュートをバーに当てるなど決めきれず。ノーゴールに終わった。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事