日本代表は６月10日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の最終節で、インドネシア代表と市立吹田サッカースタジアムで相まみえる。

　第７節で本大会出場を決めた日本は、その後の２試合はサウジアラビアと０－０、オーストラリアと０－１と勝利なし。後者では８人が最終予選初出場と、フレッシュなメンバーを送り出した。

　多くの主力を欠く今回の日本代表を対戦国の記者はどう見ているのか。前日練習を取材していたインドネシアメディア『SKOR』のムハンマド・プラタマ記者に印象について訊くと、「日本代表は、皆さんご存知の通りアジア最強です。彼らのサッカーは実に素晴らしい。私たちは日本サッカーから多くのことを学ぼうとしています」とリスペクトを示した。

「難しい試合になるでしょう。日本は２軍と言われていますが、チームのクオリティは常に最高レベルです。ですから、勝点１を獲得するにも、非常に厳しい試合になると思います」

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　注意する選手を訊くと、「キャプテンのエンドウはリバプールでプレーしていますし、タケフサ・クボもいます。彼はスピードがあり、ラ・リーガでも非常に優秀な選手です。そして、先日、FAカップを制したクリスタル・パレスのダイチ・カマダもいます」と、主力組３人の名前を挙げ、「これらの選手たちが、私たちのチームを苦しめることになるでしょう」と警戒心を露わにした。

　主力抜きでもクオリティの高さは変わらないと見ているようだ。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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