周囲も安心感を抱きながらプレーできるはず
3バックの経験は十分の遠藤。リーダーシップや統率力も問題はない。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
2026年北中米ワールドカップ・アジア最終予選のラストとなるインドネシア戦が迫ってきた。
6月7日から大阪で再始動した日本代表は、8日から本番モードの非公開練習に突入。5日のオーストラリア戦を0-1で落としている森保一監督としても、連敗で6月シリーズを終わるわけにはいかない。
本来であれば、今回もテスト的な色合いの濃い陣容を出す予定だったと見られるが、計算できるメンバーをある程度は使わざるを得ないだろう。
そこで気になるのが、最終ラインの陣容だ。ご存じの通り、すでに町田浩樹(ユニオンSG)と渡辺剛(ヘント)の2人が怪我のため離脱。残っているのは、7日に25歳の誕生日を迎えた瀬古歩夢(グラスホッパー)、オーストラリア戦で初キャップを刻んだ関根大輝(S・ランス)、最終予選2試合出場の高井幸大(川崎)、今回初招集の鈴木淳之介(湘南)の4人だけだ。
オーストラリア戦でフル出場の関根は、5月下旬にフランスでメスとの1・2部入替戦の2試合とフランスカップ決勝を戦っていて、超過密日程なのは間違いない。
「プレーオフでシーズンに入ってたら逆に嫌だったので、シンプルにこうやってまたレベルの高い選手たちとプレーできて嬉しいという思いがありました。過密日程ではありましたけど、新鮮な気持ちで来れましたし、自分もここが大事になると分かっていたので、特にコンディション面は大丈夫です」と彼は自信をのぞかせたが、オーストラリア戦でも終盤に体力が落ちた模様で、連戦は少し不安だ。
ただ、関根を出さずに、鈴木をいきなり抜擢するのもリスクが高い。高井の統率力、オーストラリア戦で失点に絡んだ瀬古の対応も不安視されるため、誰が出たとしても、安定感のある守りができるかどうかは未知数というしかないのだ。
6月7日から大阪で再始動した日本代表は、8日から本番モードの非公開練習に突入。5日のオーストラリア戦を0-1で落としている森保一監督としても、連敗で6月シリーズを終わるわけにはいかない。
本来であれば、今回もテスト的な色合いの濃い陣容を出す予定だったと見られるが、計算できるメンバーをある程度は使わざるを得ないだろう。
そこで気になるのが、最終ラインの陣容だ。ご存じの通り、すでに町田浩樹(ユニオンSG)と渡辺剛(ヘント)の2人が怪我のため離脱。残っているのは、7日に25歳の誕生日を迎えた瀬古歩夢(グラスホッパー)、オーストラリア戦で初キャップを刻んだ関根大輝(S・ランス)、最終予選2試合出場の高井幸大(川崎)、今回初招集の鈴木淳之介(湘南)の4人だけだ。
オーストラリア戦でフル出場の関根は、5月下旬にフランスでメスとの1・2部入替戦の2試合とフランスカップ決勝を戦っていて、超過密日程なのは間違いない。
「プレーオフでシーズンに入ってたら逆に嫌だったので、シンプルにこうやってまたレベルの高い選手たちとプレーできて嬉しいという思いがありました。過密日程ではありましたけど、新鮮な気持ちで来れましたし、自分もここが大事になると分かっていたので、特にコンディション面は大丈夫です」と彼は自信をのぞかせたが、オーストラリア戦でも終盤に体力が落ちた模様で、連戦は少し不安だ。
ただ、関根を出さずに、鈴木をいきなり抜擢するのもリスクが高い。高井の統率力、オーストラリア戦で失点に絡んだ瀬古の対応も不安視されるため、誰が出たとしても、安定感のある守りができるかどうかは未知数というしかないのだ。
そこで1つ提案したいのが、キャプテン遠藤航(リバプール)の最終ライン起用だ。湘南ベルマーレや浦和レッズ時代の彼は3バックの一角で出るのが常だった。その後、欧州へ赴いてからはボランチとして確固たる地位を築いたが、リバプールでも最終ラインでプレーする機会があり、本人も「どこでもやれる」と自信を持っているはずだ。
仮にインドネシア戦で3バックに入る場合は、もちろん真ん中を担うことになるだろう。これまでのキャリアを通してみると、3枚のセンターを務めた経験は少ないかもしれないが、その統率力とリーダーシップがあれば、まったく問題ないし、周りに入る面々も安心感を抱きながらプレーできるはず。敗戦直後の一戦ということで、そういった心理的なプラス要素も重要ではないか。
加えて言うと、今は冨安健洋(アーセナル)を筆頭に守備陣の負傷者が非常に目立つ。伊藤洋輝(バイエルン)も復帰の見通しが立たない状態で、谷口彰悟(シント=トロイデン)も半年以上の長期離脱を強いられたため、トップコンディションを取り戻せる保証はない。
今回離脱した町田も怪我の頻度が高くなっている。そして、板倉滉(ボルシアMG)も来季ビッグクラブ移籍が噂されており、新天地でコンスタントに出られる保証がない。1年後の大舞台を視野に入れると、DF陣の不安材料はやはり見逃せないのだ。
【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの妻たち"
仮にインドネシア戦で3バックに入る場合は、もちろん真ん中を担うことになるだろう。これまでのキャリアを通してみると、3枚のセンターを務めた経験は少ないかもしれないが、その統率力とリーダーシップがあれば、まったく問題ないし、周りに入る面々も安心感を抱きながらプレーできるはず。敗戦直後の一戦ということで、そういった心理的なプラス要素も重要ではないか。
加えて言うと、今は冨安健洋(アーセナル)を筆頭に守備陣の負傷者が非常に目立つ。伊藤洋輝(バイエルン)も復帰の見通しが立たない状態で、谷口彰悟(シント=トロイデン)も半年以上の長期離脱を強いられたため、トップコンディションを取り戻せる保証はない。
今回離脱した町田も怪我の頻度が高くなっている。そして、板倉滉(ボルシアMG)も来季ビッグクラブ移籍が噂されており、新天地でコンスタントに出られる保証がない。1年後の大舞台を視野に入れると、DF陣の不安材料はやはり見逃せないのだ。
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