【J1展望】甲府×磐田|堅守再建中の甲府は、磐田の小林、アダイウトンらを抑えられるか

2016年07月12日 サッカーダイジェスト編集部

甲府――中盤から前線の構成は、2トップ+3ボランチが有力。

故障者/甲府=山本、ニウソン、盛田、B・セレスキー、保坂 磐田=小川大、清水、荒木、岩元、カミンスキー
出場停止/甲府=なし 磐田=なし

J1リーグ2ndステージ・3節
ヴァンフォーレ甲府-ジュビロ磐田
7月13日(水)/19:00/山梨中銀スタジアム
 
ヴァンフォーレ甲府
2ndステージ成績:16位タイ 勝点0 0勝0分2敗 0得点・4失点
年間成績:17位 勝点15 3勝6分10敗 18得点・35失点
 
【最新チーム事情】
●第1ステージの仙台戦での逆転負けから4連敗中。この間、1得点・9失点と攻守とも苦戦中。
●ジェイ、アダイウトン、小林を擁する磐田対策と、シーズン終盤の戦いを見据えて、2トップ+3ボランチでトレーニング。
●ルーキー森に、リーグ戦初スタメンの可能性が浮上。「最初のプレーを大切にして、全部出し切るくらいにやりたい」(森)と意気込む。
●前節のFC東京戦で、新井がでん部を傷める。11日の練習は回避したが軽傷の模様。
●14、15シーズンに在籍経験のあるMFマルキーニョス・パラナが練習参加。
 
【担当記者の視点】
 前節・FC東京戦を落とし第2ステージは連敗スタート。さらに、第1ステージから4連敗中と厳しい状況が続いている。今節も、ジェイ、アダイウトン、小林ら強力なタレントを擁する磐田が相手とあって苦戦が予想される。
 
 そんな相手を前に、失点0に抑えられるかが最大のポイントになる。3バックには、FC東京戦と同じく新井、土屋、津田の3人が並ぶ見込みで、彼らを中心に分厚い守備ブロックを形成し、すくなくとも勝点1は拾いたい。
 
 一方、中盤から前線の構成は従来の1トップ・2シャドー+2ボランチではなく、磐田対策と、シーズン終盤の戦いを見据えて、2トップ+3ボランチが有力。2トップの一角にはルーキーの森にリーグ戦初スタメンの可能性がある。このチャンスを活かせるかは見ものだ。

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