【日本代表の豪州戦スタメン予想】4人が最終予選初先発か。“総入れ替え”の右WBは? 久保の相棒は鎌田ではなく…

2025年06月05日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

3月シリーズから14人を変更

オーストラリア戦の予想スタメン。(C)SOCCER DIGEST

 6月5日に開催される北中米ワールドカップ・アジア最終予選第9節で、日本代表はオーストラリアと敵地パースで対戦する。

 すでに本大会出場を決めている日本は、この豪州戦、10日のインドネシア戦に臨む招集メンバーを3月シリーズから14人も変更。板倉滉、菅原由勢、守田英正、田中碧、三笘薫、伊東純也、堂安律、南野拓実、上田綺世、前田大然らの常連組をセレクトしなかった。

 一方で、鈴木淳之介(湘南ベルマーレ)、熊坂光希(柏レイソル)、佐野航大(NEC)、三戸舜介(スパルタ)、俵積田晃太(FC東京)、佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)、平河悠(ブリストル・シティ)の7人を初招集。久々の復帰となる渡辺剛(ヘント)、森下龍矢(レギア・ワルシャワ)、佐野海舟(マインツ)、鈴木唯人(ブレンビーからフライブルクへの移籍が決定)は最終予選初選出となった。

 パリ五輪世代やロス五輪世代の若手が大量に加わったなか、W杯本番に向けた重要なテストの場となるこの一戦に、森保一監督はどんなメンバーで臨むのか。最終予選を通して採用してきた3-4-2-1でスタメンを予想した。

【画像】サプライズ選出多数!豪州&インドネシア戦に挑む日本代表最新メンバーを一挙紹介!
 唯一入れ替えのなかったGKは、今予選ここまでフルタイム出場の鈴木彩艶(パルマ)ではなく、大迫敬介(サンフレッチェ広島)と予測。イタリアで正守護神として活躍する前者にアクシデントがあった場合に備え、昨年6月のシリア戦以来、約1年ぶりに大迫を起用すると読んだ。

 ディフェンスリーダーの板倉が不在の3バックは、右から高井幸大(川崎フロンターレ)、瀬古歩夢(グラスホッパー)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)。渡辺が中央に入って、瀬古が右に回る形もあるかもしれない。

 ダブルボランチは、キャプテンの遠藤航(リバプール)と藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)。パリ五輪代表の主将だった藤田が出場すれば、2022年のE-1選手権以来となり、待望の(海外組も含めた)フル代表デビューとなる。1年目のブンデスリーガで躍動した佐野海は、どちらか言えば遠藤のバックアッパーという位置付けで、インドネシア戦でスターターに名を連ねると見立てた。
 

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