「日本で最も有望な一人」欧州王者が狙う19歳日本人にイタリア3位クラブも関心! 強豪の間で競争激化か「試合を視察」「今季の新たな発見」

2025年06月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「攻撃面が傑出している」

欧州の強豪クラブが注目している小杉。(C)Getty Images

 欧州の舞台での活躍は注目を集める。この夏、小杉啓太は飛躍が期待されるひとりだ。

 ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)準々決勝で見事なボレーシュートを決め、ジュールゴーデンス(スウェーデン)のベスト4進出に貢献した19歳の若武者には、今季のチャンピオンズリーグを制したパリ・サンジェルマンやスコットランド王者のセルティックなど、様々なクラブが関心を示していると言われる。
【動画】パリSGが狙う19歳日本人DFがECL準々決勝で鮮烈ボレー弾
 そのひとつが、若手育成で定評のあるセリエAのアタランタだ。イタリア『TUTTOmercatoWEB』は5月30日、「コスギは身体能力・技術・万能性を兼ね備えた、欧州サッカーにとって理想的なプロフィールとなるモダンな左SBだ」と紹介した。

「スウェーデンやECLでのパフォーマンス、そしてアタランタのようなクラブの関心もあって、日本で最も有望な一人となっている。セリエAへの移籍は成長を加速化させるかもしれない。ただ、より競争的なリーグの重圧をマネジメントできるかを示さなければならないだろう」
 
 同メディアは「2024-25シーズンの新たな発見のひとりだった」と続けている。

「2024年3月にジュールゴーデンスに加入してから、すぐにレギュラーポジションを獲得。36試合で5得点、2アシストを記録した。そのパフォーマンスはアタランタやパリSG、セルティック、ベンフィカといったクラブの注目を集めており、アタランタは2025年4月の試合を視察している」

「コスギはモダンな左SBで、攻撃面が傑出している。主に4-2-3-1でプレーし、前に出る力と数的優位をつくる力が素晴らしい。万能性から、必要な場合は左ウイングとしてもプレーできる」

 今季のセリエAを3位で終えたアタランタは9年指揮をとったジャンピエロ・ガスペリーニ監督が退陣する見通し。元ミランのステーファノ・ピオーリ、今季ユベントスやフィオレンティーナで指揮をとったチアゴ・モッタ、ラッファエレ・パッラディーノといった指揮官らが後任候補と噂されている。

 TUTTOmercatoWEBは、小杉が似ている選手として長友佑都の名をあげた。かつてインテルで長年にわたって活躍した偉大な先輩に続き、守備の国イタリアへ向かう可能性はあるのか。今後の進展が注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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