“10番”の度肝を抜くゴラッソで一時逆転も最後に追いつかれ…。大宮はホームで磐田とドロー

2025年05月31日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

ファビアン・ゴンザレスが同点ゴール

磐田戦で同点ゴールを決めたファビアン・ゴンザレス。(C)J.LEAGUE

 2025年5月31日、J2リーグ第18節、RB大宮アルディージャがNACK5スタジアム大宮でジュビロ磐田と対戦。古巣対戦となった杉本健勇に磐田サポーターからブーイングが浴びせられるなか、ホームチームは4分、倍井謙に豪快なシュートを蹴り込まれていきなり失点した。

 リードされる展開となった大宮は杉本や小島幹敏を起点に反撃しようとするが、軽率なパスミスもあり決定機の演出まで至らない。手数をかけないシンプルな攻撃で効率よくゴールに迫っていたのはアウェーの磐田で、流れを引き寄せられなかった。

 雨風との戦いも強いられた影響もあるだろう。大宮は25分まではなかなかリズムを掴めなかった。セカンドボールへの反応がやや鈍く、磐田にインターセプトされるシーンも目に付いた。

 それでも大宮は意地を見せる。33分の大ピンチをGK笠原昂史のファインセーブで凌ぐと、直後の35分、泉柊椰のシュート気味のクロスに反応したファビアン・ゴンザレスのシュートで1−1と追いつくのだ。

 37分には「落雷発生」のため試合が中断。約40分後に再開されると、大宮は勢いよく攻め込むも、結局前半を1−1で終えている。
【画像】美女がずらり!! 平愛梨、真野恵里菜、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの妻たち"
 
 迎えた後半、前線からのプレスがハマるようになった大宮が主導権を握り始める。カプリーニの突破力を頼りに敵陣に迫り、53分には杉本が決定機を迎えそうになった。これは杉本のトラップミスでシュートまで持ち込めなかったとはいえ、その後も大宮は鋭い攻撃でスタジアムを沸かせた。

 磐田にカウンターを食いながらも市原吏音ら守備陣の奮闘で耐え凌ぐと、69分、途中出場の豊川雄太が右足でゴラッソを決める。関口凱心のパスを少しトラップで浮かせると、この"10番"はそのまま右足でエリア外から度肝を抜く一撃を突き刺したのだ。

 これで2−1と、ついに勝ち越した大宮はそこから磐田の攻撃を受ける形となるものの、粘り強く対応。このまま逆転勝利を飾るとか思いきや、後半のアディショナルタイムに磐田のマテウス・ペイショットにヘッドで同点弾を叩き込まれてしまった。

 2-2のドローで終えた大宮は、同日に行なわれたレノファ山口FC戦で引き分けた首位・ジェフユナイテッドとの勝点差(3)を縮められなかった。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

【画像】「美人すぎる」「可愛すぎる」C・ロナウド、メッシ、ネイマールらワールドクラスの華麗なる妻&恋人たちを一挙紹介!

【画像】日本代表戦を彩る美女サポーターたちを一挙紹介!

【記事】「ほぼ全員が海外組じゃないか」"主力抜き"でも強力!日本代表の予想メンバー27人に海外驚き!「三笘や伊東が選外とは」「浅野は入れないのか?」
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事