ジャガー浅野の2ゴールも及ばず…鹿島がゴールラッシュで広島を粉砕

2016年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半立ち上がりの猛攻で勝負アリ。

鹿島が大量4ゴールで勝利。アーセナル移籍が決まった広島の浅野(左)は2ゴールを挙げるも、勝利には結びつけられなかった。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

[J1第2ステージ2節]広島2-4鹿島 7月9日/Eスタ

 J1第2ステージ2節の広島対鹿島は7月9日、エディオンスタジアム広島で行なわれ、鹿島が4-2で勝利した。

【広島 2-4鹿島 PHOTO】広島は浅野が2ゴール決めるも…鹿島は前線の4人が揃い踏み

【アーセナルへ移籍を決めた浅野の連続ゴールPHOTO】

 ホームの広島は前節と同じメンバー。アウェーの鹿島は前節からふたりを入れ替え、FW金崎とCBファン・ソッコをスタメンで起用した。
 
 前半は拮抗した展開が続いたが、ミスをついて33分に鹿島が先制した。
 
 広島の塩谷が自陣ゴール前でボールコントロールをミス。これを鹿島の金崎がカットし、そのまま右足を振り抜く。金崎のシュートはGK林にセーブされたが、こぼれ球に遠藤が詰めてネットを揺らした。
 
 さらに鹿島は、後半立ち上がりの49分に鮮やかな連係から金崎がチームの2点目をゲット。54分に1点を返されたものの、56分に土居、58分に中村と立て続けにゴールを奪って試合の行方を決めた。
 
 一方の広島は、浅野が54分、82分と2ゴールを奪って意地を見せたが、大量失点が重くのしかかって敗戦。鹿島には第1ステージにも4-1で敗れており、2戦連続の4失点となった。
 
 4-2で勝利した鹿島の石井監督は、「この勝ちをつなげていきたい」と前年度王者からの勝利を喜びつつ、「流れのなかから押し込まれる形で失点してしまったので修正しなければいけない」と勝って兜の緒を引き締めた。

 前節のG大阪戦に1-3で敗れていた鹿島にとっては、嫌な流れを断ち切る勝点3になったと言えそうだ。
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