日本代表初招集で即スタメンか!イングランドで38試合出場の快足アタッカーを森保監督が評価「激しく上下動しながら、両足を使える」

2025年05月23日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

 「町田でプレーしていた時から注目していた」

日本代表に初招集された平河。(C)Getty Images

 日本サッカー協会は5月23日、6月5日にオーストラリア、同10日にインドネシアとの北中米ワールドカップ・アジア最終予選を戦う日本代表メンバー27人を発表した。

 すでに本大会出場を決めているため、板倉滉、守田英正、三笘薫、伊東純也、田中碧、南野拓実、上田綺世、堂安律らの常連組が選外となった一方で、鈴木淳之介、平河悠、熊坂光希、三戸舜介、佐野航大、俵積田晃太、佐藤龍之介の7人が初めて選出された。

 三笘、堂安、伊東そして菅原由勢と、日本が誇るウイングバック陣4枚が不在となるなか、代役として期待されるのが左右両サイドでプレーできる24歳の平河だ。

 スピードを活かした突破力に加え、献身性も魅力で、今季はチャンピオンシップ(イングランド2部)で6位になったブリストル・シティで、38試合に出場して2ゴール・2アシストをマークした。

【画像】豪州&インドネシアと対戦!W杯アジア最終予選ラスト2試合に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
 「町田でプレーしていた時から注目していた」という森保一監督は、その平河について、「常にレギュラーでプレーしていたわけではなく、怪我もあり、なかなか使ってもらえない時期もあった」としつつ、こう期待を寄せた。

「(評価したのは)プレー時間というよりプレー内容。彼の良さは激しく上下動しながら、右足も左足も使えて、ウイングバックもウイングもシャドーもできる。ハードワークしながら、ゴールに向かっていくプレーはイングランドで逞しさが増した印象。代表に招集させてもらって、これをきっかけにさらにステップアップしてほしい」

 ともにスタッド・ドゥ・ランスでプレーする中村敬斗と関根大輝は、入れ替え戦とカップ戦決勝が立て込み、過密スケジュールの中で5月29日まで重要な試合をこなしてから代表に合流する。

 それを踏まえると、オーストラリア戦で、初選出の平河がいきなりウイングバックでスタメン出場する可能性は十分にある。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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