痛恨のミスで失点に絡むも、堂々とプレー。セレッソ守護神の強靭なメンタル「ビビって違う選択をするなら、やめたほうがいい」【ルヴァン杯】

2025年05月22日 渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

「下を向くのは試合後で良い」

ルヴァン杯の京都戦で約1か月ぶりに公式戦で先発したキム・ジンヒョン。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

[ルヴァン杯3回戦]京都 1-4 C大阪/5月21日/サンガスタジアム by KYOCERA

 セレッソ大阪は5月21日、ルヴァンカップ3回戦で京都サンガF.C.と敵地で対戦。10分に先制されたものの、48分に舩木翔がネットを揺らして同点に。さらにチアゴ・アンドラーデの2ゴール、ラファエル・ハットンも得点し、4-1で逆転勝利を収めた。

 立ち上がりは京都の激しいプレスに苦戦した。10分に相手FWのムリロ・コスタに詰められると、GKキム・ジンヒョンのキックがブロックされる形で失点してしまう。

 キム・ジンヒョンは「ワンタッチで(舩木)翔に出すつもりだったのですが、ボールを止めるしかなくなって...自分のミスです」とコメント。舩木は「自分がパスコースを潰してしまった」とポジショニングを悔やんだ。
【動画】痛恨のミスも…後半の4発でC大阪が京都に逆転勝利!
 ただ、相手にリードを許しても守護神に焦りはなかったという。

「こういうミスは今までの経験で何回もあったし、しっかりやり切ることが大事。下を向くのは試合後で良いと思っていた」

 足もとには自信がある。勇気を持ってビルドアップにも参加し、チームを最後尾から支えた。

「一度ミスをして動揺して、ビビって違う選択をするのであれば、もうやめたほうがいいと思っている。アグレッシブにチャレンジする。そういう選手としてまだまだやっていきたい」

 強靭なメンタルで勝利に貢献した。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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