【J1採点&寸評】FC東京×甲府|堂々のJ1デビューを飾った室屋がMOM。先制点の森重も高評価に

2016年07月10日 橋本啓(サッカーダイジェスト)

FC東京――先制点の森重、攻守の安定感が光った室屋を最高点に。

【警告】FC東京=米本(22分)、森重(67分) 甲府=黒木(65分)、河本(67分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】室屋 成(FC東京)

[J1第2ステージ2節]FC東京2-0甲府/7月9日/味スタ
 
【FC東京1-0甲府PHOTO】森重のゴールでFC東京が勝利!室屋はJ1初出場

【チーム採点・寸評】
FC東京 6
ボールを支配しながら1点に止まったのは反省材料。前節の鳥栖戦で大逆転負けを喫していただけに、結果を得たのは救いだろう。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
47 秋元陽太 6
ゴールを脅かされる場面は少なく、ハイボール処理も比較的安定していた。終盤に相手のシュートがポストに跳ね返った流れからピンチを招いたが、懸命のセーブで処理した。
 
DF
MAN OF THE MATCH
6 室屋 成 6.5
攻守の切り替えや局面での判断に問題は見られず、J1デビュー戦とは思えないほど、堂々たるプレーを見せる。そのインパクトの大きさを踏まえてMOMとした。
 
3 森重真人 6.5(OUT 79分)
打点の高いヘッドで先制点を奪っただけでなく、正確なビルドアップも披露。守備に追われる場面が少なかったこともあり、攻撃面の能力がより際立った。
 
5 丸山祐市 6
力強い守備で最終ラインを下支え。相手の反撃を受けた後半は、的確な判断とカバーリングでピンチの芽を摘み取る。
 
2 徳永悠平 5.5
後半は背後への対応がおろそかになり、対峙した橋爪に突破を許す場面が散見。前後半でパフォーマンスに差が出ていた。
 
MF
7 米本拓司 6
鋭いボール奪取でカウンターの起点になるなど、積極的に攻撃へ関与。31分にはゴール前に駆け上がった室屋に正確なパスを通したが、惜しくもゴールには結びつかず。
 
37 橋本拳人 6
闘志漲るプレーは健在。中盤だけに止まらず、スペースを見つけては積極果敢に飛び出すプレーは好感が持てた。
 
17 河野広貴 6(OUT 64分)
CKから森重の先制点をアシスト。後半はやや息切れしてしまったが、果敢に仕掛けて敵に脅威を与えていた。
 
38 東 慶悟 5.5
バーンズやムリキとのパス交換を繰り返しながら攻撃をサポート。しかし、これといって特筆すべきプレーはなかった。

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