「点を取られる感じがしない」J2で首位を快走! 千葉の選手たちが語る好調の要因「基本的なところが全体で共有」

2025年05月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「大輔さんやトリ君が発信してくれている」

千葉の躍進に貢献する田中(左)と椿(右)。(C)SOCCER DIGEST

 J2のジェフユナイテッド千葉は、5月19日にクラブの公式YouTubeチャンネルでMF田中和樹とMF椿直起の対談を公開した。

 1993年のJリーグ初年度から名を連ねる"オリジナル10"のひとつである千葉は、2010年以降はJ2での戦いが続いている。

 17年ぶりのJ1復帰を目ざす今季は、開幕から順調に白星を積み上げ、ここまで11勝3分け2敗の勝点36で、堂々の首位。そのなかで、田中と椿は鋭いサイド攻撃で相手守備陣に脅威を与えている。

 そんな2人のアタッカーは、チームの好調の要因をどう考えているのか。田中は、選手同士の会話を挙げる。

「コミュニケーションの量。ピッチ外では、今までも喋っていたのですけど、ピッチの中で選手同士で『こうしたらいいんじゃない』とか、そういう話は、めちゃくちゃしている。(ともにセンターバックの鈴木)大輔さんやトリ君(鳥海晃司)が発信してくれているので、自分たちとしても助かっている感じですね」
【画像】首位を行くチームを全力で応援するジェフユナイテッド千葉サポーター
 そして「自分が今年、試合をしていて一番思うのは、点を取られる感じがあまりしない。身体を投げ出してブロックする選手もめっちゃ多いし、そういう頼もしい姿を見て、前線の選手は『じゃあ、点を取らなきゃな』という思いになっています」と続ける。

 椿は、就任3年目の小林慶行監督による戦術が、しっかりと浸透していると述べる。

「特別、スーパーな選手がいる感じでもないので、いろんな守備のやり方や攻撃のやり方も変えていける。慶行さんが1年目から言い続けている、走る、戦う、そういう基本的なところが、新加入の選手が1年目でも染みつくぐらい全体で共有できているように、自然に身体が動くようになっている。その意識のところはピッチでやられる感じがしないのに繋がっている」

 充実の戦いを続ける千葉。今後も昇格争いで主役になれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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