【J1展望】名古屋×川崎|明暗分かれる両チーム。名古屋は2か月ぶりの勝利を掴めるか?

2016年07月08日 サッカーダイジェスト編集部

名古屋――新加入ふたりの力を活かしたい。

故障者/名古屋=田鍋、田口、川又、永井 川崎=奈良、小宮山、森本 エドゥアルド、長谷川、登里、中野
出場停止/名古屋=磯村 川崎=なし

J1リーグ・2ndステージ2節
名古屋グランパス – 川崎フロンターレ
7月9日(土)/18:00/パロマ瑞穂スタジアム
 
名古屋グランパス
2ndステージ成績(1節終了時):12位 勝点0 0勝0分1敗 0得点・1失点
年間成績(18試合終了時):15位 勝点17 4勝5分9敗 24得点・30失点
 
【最新チーム事情】
●シモビッチが戦列復帰するも、前節の大宮戦で川又が負傷。永井も抱えていた足の痛みが悪化し、左膝の怪我が癒えない田口とともに欠場する見込み。加えて磯村は大宮戦での退場で出場停止。
●新戦力の扇原はボランチ、ハ・デソンはトップ下で先発か。扇原は「大体の選手の特長は掴めている」と手応えを語る。
 
【担当記者の視点】
 前節の大宮戦は試合終了間際に決勝弾を奪われて0-1で敗れた。これでリーグ戦は5月4日の横浜戦から2か月以上勝利がない。
 
 今節はここ2試合欠場していたシモビッチが戦列復帰しそうだ。ただ、前節の大宮戦で負傷した川又、長く抱えていた足の痛みが悪化した永井、左膝を痛めている田口は揃って欠場する見込み。大宮戦で退場した磯村は出場停止と、キーマンたちを欠くことになる。
 
 その苦境のなか、注目したいのは新加入の扇原とハ・デソンだ。「大体の選手の特長は掴めている。動き出しが良いのでパスも出しやすい」と語る扇原は、周囲との連係を日に日に高めており、ボランチでの先発が固そうだ。一方、本来はボランチのハ・デソンはトップ下での起用が考えられる。ともにゴールへつながるプレーを見せられるか。
 
 川崎が相手とはいえ、勝点1差の降格圏から少しでも離れるためには結果が欲しい。後半戦のホーム初戦で意地を見せたいところだ。
 

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