「攻守ともに圧倒できていないのが現状ですね」
まさかの最下位に沈む横浜FM。現在は6連敗と白星が遠い。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)
さすがにショックかも。元担当として。
マリノスが最下位? 6連敗? 10戦未勝利? マジかよ。ちょっと気が乗らないから休憩所でサボっていたら、そこにサッカーダイジェスト本誌の"現"横浜FM担当もサボりにきた。
「どうなってんだよ、マリノス。まだ早いけど、残留は大丈夫だよな? どうやって巻き返すんだよ!」と八つ当たりした。担当4年目の金子は「...」「...」。無言。でも、その目は真剣だ。
――ひとまず、今季もアタッキングフットボール、なんだよね?
「クラブはアタッキングフットボールを標榜しています。ただ、個人的には、その影も形もないチームになっているかと...。
ポゼッション率こそリーグ2位ですが、自分たちでボールを保持して試合を優位に進めているというより、持たされているだけで、前線に上手く運べていない印象です。それに、攻撃時に2列目、3列目から選手が湧き出てくる勢いがないし、トランジションやインテンシティで対戦相手を上回れない試合も多い。『Be a Stunner 圧倒的な存在であれ』という新しいスローガンも掲げていますが、攻守ともに圧倒できていないのが現状ですね」
――持たされている、か。現在の不調、一番の要因は?
「チームの一体感が欠けているところじゃないかなと。個々では能力も質も高い選手たちが揃っていますが、勝てない試合が続けば、自信がなくなるのは当然で、チームからは『このままじゃダメだ』といった声が聞こえてきます。
選手たちは『信じてやり続ける』とも強調しています。でも、宮市亮が以前に『もしかしたら、どこかで"大丈夫"という甘えがあったのかもしれない』と発言していたことも踏まえれば、チーム全体でもっと危機感を持ち、戦術うんぬんではなく、どんな形でもいいから勝点を取りにいく、そんな一体感を持つ必要があるのではないかと思います」
マリノスが最下位? 6連敗? 10戦未勝利? マジかよ。ちょっと気が乗らないから休憩所でサボっていたら、そこにサッカーダイジェスト本誌の"現"横浜FM担当もサボりにきた。
「どうなってんだよ、マリノス。まだ早いけど、残留は大丈夫だよな? どうやって巻き返すんだよ!」と八つ当たりした。担当4年目の金子は「...」「...」。無言。でも、その目は真剣だ。
――ひとまず、今季もアタッキングフットボール、なんだよね?
「クラブはアタッキングフットボールを標榜しています。ただ、個人的には、その影も形もないチームになっているかと...。
ポゼッション率こそリーグ2位ですが、自分たちでボールを保持して試合を優位に進めているというより、持たされているだけで、前線に上手く運べていない印象です。それに、攻撃時に2列目、3列目から選手が湧き出てくる勢いがないし、トランジションやインテンシティで対戦相手を上回れない試合も多い。『Be a Stunner 圧倒的な存在であれ』という新しいスローガンも掲げていますが、攻守ともに圧倒できていないのが現状ですね」
――持たされている、か。現在の不調、一番の要因は?
「チームの一体感が欠けているところじゃないかなと。個々では能力も質も高い選手たちが揃っていますが、勝てない試合が続けば、自信がなくなるのは当然で、チームからは『このままじゃダメだ』といった声が聞こえてきます。
選手たちは『信じてやり続ける』とも強調しています。でも、宮市亮が以前に『もしかしたら、どこかで"大丈夫"という甘えがあったのかもしれない』と発言していたことも踏まえれば、チーム全体でもっと危機感を持ち、戦術うんぬんではなく、どんな形でもいいから勝点を取りにいく、そんな一体感を持つ必要があるのではないかと思います」
――チームの雰囲気も、あんまりポジティブなものではないのかもね。
「最下位なので、当然ながら雰囲気は重いです。その最も大きな要因は、さっきも触れた"自信"を失っていることでしょうか。試合の入りは良くても、1点取られるとガクッと落ちてしまう。直近のリーグ戦3試合はすべて無得点という現状もあり、喜田拓也も『今のチームに2点、3点と取り返せる自信が今はない』と言っていましたから」
――OBの大津祐樹が、自身のXで「率直に言うと変化が必要」と発信していた。テコ入れするならどこ?
「やはり攻撃陣ですかね。総得点数で2023年はリーグトップの63点、24年は3位の61点と、攻撃力が自慢のチームですが、今季は15試合を終えて11得点。2試合未消化とはいえ、横浜FCと並んで最下位です。
宮市の言葉を借りれば『何も失うものはない』ので、個人的には色々な攻撃陣の組み合わせを試してもいいのかなと思います。たとえば、今季はまだ一度もないアンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス、エウベルのブラジル人トリオをスタメンで起用してみるとか、天野純と遠野大弥の2トップにして、ゼロトップ気味にしてみるとか。後者は少し下がってボールを受けるのが上手い2人なので、中盤も含めて流動的なサッカーを展開していくのもアリかなと」
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「最下位なので、当然ながら雰囲気は重いです。その最も大きな要因は、さっきも触れた"自信"を失っていることでしょうか。試合の入りは良くても、1点取られるとガクッと落ちてしまう。直近のリーグ戦3試合はすべて無得点という現状もあり、喜田拓也も『今のチームに2点、3点と取り返せる自信が今はない』と言っていましたから」
――OBの大津祐樹が、自身のXで「率直に言うと変化が必要」と発信していた。テコ入れするならどこ?
「やはり攻撃陣ですかね。総得点数で2023年はリーグトップの63点、24年は3位の61点と、攻撃力が自慢のチームですが、今季は15試合を終えて11得点。2試合未消化とはいえ、横浜FCと並んで最下位です。
宮市の言葉を借りれば『何も失うものはない』ので、個人的には色々な攻撃陣の組み合わせを試してもいいのかなと思います。たとえば、今季はまだ一度もないアンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス、エウベルのブラジル人トリオをスタメンで起用してみるとか、天野純と遠野大弥の2トップにして、ゼロトップ気味にしてみるとか。後者は少し下がってボールを受けるのが上手い2人なので、中盤も含めて流動的なサッカーを展開していくのもアリかなと」
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