「The most difficult season in my career. But?」苦しんだ先に165年目の初タイトル!鎌田大地が投げかけ→森保J戦士が次々に反応

2025年05月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

攻守で躍動し、FAカップ制覇に大貢献!

満面の笑みを浮かべ、優勝カップを掲げた鎌田。(C)Getty Images

 苦しんだ先に光があった。

 現地5月17日に開催されたFAカップの決勝で、鎌田大地を擁するクリスタル・パレスが強豪マンチェスター・シティと聖地ウェンブリーで対戦。1-0で接戦を制し、1861年にクラブ創立以来、初めてメジャータイトルを獲得した。

 鎌田はダブルボランチの一角で先発し、フル出場。16分にエベレチ・エゼが奪った先制点であり決勝点の起点となれば、56分にベルナルド・シルバのシュートを渾身のブロックで防ぐなど、攻守で躍動した。

 振り返れば、パレス1年目の今季は決して順風満帆なシーズンではなかった。28歳の日本代表MFはフランクフルトでも師事したオリバー・グラスナー監督のもと、大きな期待を寄せられるも、中々思うような活躍を見せられず。給与はクラブ最高額(週給15万ポンド/約2900万円)ながら、ベンチスタートが続いた時期もあった。
【動画】鎌田が起点となった決勝弾&「ゴールに匹敵する」ブロック
 しかし終盤戦に入り、持ち味を存分に発揮。今回のビッグマッチでも確かなインパクトを放ち、165年のクラブ史にその名を刻んだ。

 殊勲の背番号18は試合後、インスタグラムを更新。自身が優勝カップを掲げる写真など厳選の4枚をアップし、投げ掛けるようにこう綴った。

「The most difficult season in my career. But?(僕のキャリアの中で最も困難なシーズンだった。でも?)」

 この味わい深い投稿は大きな話題になり、祝福のコメントが殺到。「Congrats(おめでとう!)」と伝えた久保建英をはじめ、遠藤航、田中碧、前田大然ら森保ジャパンのチームメイトも次々に反応している。

 もっとも、今季はまだ終わっていない。現在12位に位置するプレミアリーグのウォルバーハンプトン戦とリバプール戦が残されている。リーグ戦ではゴールもアシストもない鎌田は、さらなる有終の美を飾れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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