78年目で初の屈辱…セリエA優勝歴を誇る元日本代表の古巣が3部降格。ピルロ監督を開幕3戦で解任、今季4人が指揮の大迷走

2025年05月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

入れ替えプレーオフに回る17位を1ポイント下回る

就任2年目の今季早々に解任されたピルロ元監督。(C)Getty Images

 かつて元日本代表の柳沢敦氏、吉田麻也(現ロサンゼルス・ギャラクシー)が在籍したサンプドリアがセリエC(3部)に降格した。78年の歴史で初めての屈辱だ。

 現地時間5月13日に開催されたセリエB最終節で、サンプドリアはユーベ・スタビアと敵地で対戦。最後までゴールを奪えず、スコアレスドローで終わった。

 この結果、入れ替えプレーオフに回る17位のサレルニターナに対して、わずかに勝点1下回り、18位でセリエCに自動降格となった。
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 1990-91にセリエA制覇を果たし、コッパ・イタリアでも4度の優勝歴を誇るサンプドリアは、吉田が退団した翌シーズンの2022-23に最下位でセリエBに降格。その後、2023年6月にイタリア代表屈指のレジェンド、アンドレア・ピルロ氏を新監督に迎えたなか、昨季は7位でフィニッシュした。

「今季こそ」とピルロ体制2年目でのトップリーグ復帰を目ざしたが、リーグ開幕3戦で1分2敗とスタートダッシュに失敗。その時点でピルロ監督を解任した。

 ただ、その後も状況は改善されず。アンドレア・ソッティル監督、レオナルド・センプリチ監督、アルベリゴ・エバーニ監督と次々に交代。今季計4人が指揮を執っている事実が、ドタバタぶりと迷走を如実に物語っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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