かつては日本代表でチームメイト。現在はお互いにコーチとして現場に立つ。横浜FCの中村俊輔と、ガンバ大阪の遠藤保仁。４月20日に行なわれたJ１第11節で両チームが対戦。１－１で引き分けた試合で、盟友が再会を果たした。

「どんな感じ？」と会話を交わす時間もあったようだ。当然ながら、内部事情を話すわけではない。チーム内での役割や選手との接し方など、それぞれ指導者としてどう日々を過ごしているか。そうしたレベルの情報交換。「だから、勉強になるよ」と、俊輔コーチは相変わらず貪欲だ。
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「自分の性格とか人間性とか、今までやってきたことは、多少は武器にしなければいけないところと、指導者としてやるべきこととか。プレーで言えば原則みたいなことだけど、それは必要じゃん。そういうのを学ばなきゃなって。俺も、ヤットも」

　日本サッカー界で一時代を築いた２人は今、後進を育てる立場にある。現役時代と変わらぬ情熱で指導にあたっている。

取材・文●広島由寛（サッカーダイジェストWeb編集部）

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