マリオ・ゴメスやミロスラフ・クローゼと同じ道を辿ることになるのか。今シーズンかぎりでのバイエルン退団が決まっているトーマス・ミュラーの新天地候補に、セリエAのフィオレンティーナが浮上している。

　ミュンヘンの地元紙『tz』が報じたのは、ロビン・ゴゼンスからの勧誘だ。現在ウニオン・ベルリンからフィオレンティーナにレンタル中のドイツ代表DFは、独『RTL』のテレビ番組内でこう呼びかけた。

「イタリアのコアなサッカーファンは両手を広げて歓迎してくれると思う。（ホームタウンのフィレンツェがある）トスカーナ州はすごく美しいんだ。食べ物もおいしいし、たくさんの日射しがある。トーマス、この冒険は君にとって間違いなく価値があるはずさ」
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　tzによれば、移籍マーケットの専門記者であるジャンルカ・ディ・マルツィオ氏もミュラーに対するフィオレンティーナの関心を認めていて、「すでにクラブ関係者が代理人に接触済みだ」という。

　ゴメスは2013年のバイエルン退団後にフィオレンティーナに移籍し、その２年前にはクローゼがやはりバイエルンからラツィオに新天地を求めた。かねてよりMLS行きが噂されるミュラーだが、二人の元ドイツ代表FWと同じようにセリエAに電撃参戦となる可能性もなくはないだろう。今年９月に36歳となるレジェンドの決断が注目される。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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