「ファウルではなかった」判定はノーゴールに…清水のタンキは“幻の得点”をどう振り返った?「力を入れたというよりも、阻止しただけ」

2025年05月06日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「非常に残念」

タンキが自身の幻のゴールを振り返った。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 清水エスパルスは5月6日、J1第15節で柏レイソルと三協フロンテア柏スタジアムで対戦し、0-1で敗戦。途中出場で存在感を示したドウグラス・タンキが、自身のプレーを振り返った。

 清水は52分に先制を許す。その後は何度も相手ゴールを襲い、猛攻に出た。そして87分にビッグチャンスが訪れる。

 76分からピッチに立ったタンキが、右CKに反応。ファーサイドに走り込み、ヘディングでネットを揺らした。しかし、VARが介入。ゴール前に入る際にタンキが相手を押して倒しているとして、ファウルで得点取り消しに。

 これが決まっていれば…。勝敗を左右する重要なシーンについて、タンキは試合後、こう振り返り、悔しさを露わにした。
【動画】右手で押してる? タンキにファールあり。VARチェックの末ノーゴールに
「勝てなかったのは非常に残念。(ノーゴールの場面は)自分の見解としては、ファウルではなかったのかなと。(手は)力を入れたというよりも、阻止しただけです。それからちょっと演技というか、向こうの選手がファウルを誘ったと思いますけれど、私はそういう見解でいます」

 得点こそなかったが、前線でパワフルなポストプレーを見せるなど、上々のパフォマンスを披露。31歳のブラジル人FWは、「自分のストロングをピッチ上で表現できたことは、自分としては嬉しい。あとは結果で貢献したい」と力強く語った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

【画像】ゲームを華やかに彩るJクラブ"チアリーダー"を一挙紹介!

【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる
 

次ページ【動画】右手で押してる? タンキにファールあり。VARチェックの末ノーゴールに

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事