「自分が疲れたら祐也もいるし、浅野もいる」
清水に3発完勝で降格圏を脱出した名古屋。(C)SOCCER DIGEST
今季のJ1開幕から予期せぬ低迷を強いられ、3分の1が終了した13節時点でJ2降格圏の19位に沈んでいた名古屋グランパス。大型連休の連戦突入後も鹿島アントラーズと柏レイソルに敗れており、5月3日の清水エスパルス戦は絶対に負けられなかった。
そんな矢先に絶対的守護神のシュミット・ダニエルにアクシデントが起き、19歳のピサノ・アレックス幸冬堀尾が急遽先発することになった。長谷川健太監督はその他のポジションも前節から4人変更。大胆な入れ替えで連戦を戦い抜く覚悟を固めた様子だ。
その思いが選手たちにも伝わったのか、名古屋は序盤から運動量や球際のバトルなどで清水を圧倒。前半のうちにチーム最大の得点源である稲垣祥が首尾よく先制点をゲット。1-0で試合を折り返すことに成功する。
しかしながら、「前半は良くても後半に崩れる」のが最近の名古屋の課題。「ここ数試合、先制点を取った後、後半の入りで失点してしまうことが多かった。まずそこを修正しようとみんなで声をかけて入りました」とキャプテンの和泉竜司も神妙な面持ちで言う。
「そのうえで2点目、3点目を狙っていこうと話しました。それを取れずになかなか勝ち切れなかったんで、強く意識しました」ともリーダーは語ったが、勝負を分ける2点目を自ら叩き出すことに成功したのである。
そのシーンが訪れたのは、48分。右サイドを駆け上がった内田宅哉の折り返しを高橋祐治がクリアしかけて隣の宇野禅斗に当たり、こぼれ球を和泉が押し込む。相手の連係ミスにも助けられたが、喉から手が出るほど欲しかった2点目だったのは間違いないだろう。
そんな矢先に絶対的守護神のシュミット・ダニエルにアクシデントが起き、19歳のピサノ・アレックス幸冬堀尾が急遽先発することになった。長谷川健太監督はその他のポジションも前節から4人変更。大胆な入れ替えで連戦を戦い抜く覚悟を固めた様子だ。
その思いが選手たちにも伝わったのか、名古屋は序盤から運動量や球際のバトルなどで清水を圧倒。前半のうちにチーム最大の得点源である稲垣祥が首尾よく先制点をゲット。1-0で試合を折り返すことに成功する。
しかしながら、「前半は良くても後半に崩れる」のが最近の名古屋の課題。「ここ数試合、先制点を取った後、後半の入りで失点してしまうことが多かった。まずそこを修正しようとみんなで声をかけて入りました」とキャプテンの和泉竜司も神妙な面持ちで言う。
「そのうえで2点目、3点目を狙っていこうと話しました。それを取れずになかなか勝ち切れなかったんで、強く意識しました」ともリーダーは語ったが、勝負を分ける2点目を自ら叩き出すことに成功したのである。
そのシーンが訪れたのは、48分。右サイドを駆け上がった内田宅哉の折り返しを高橋祐治がクリアしかけて隣の宇野禅斗に当たり、こぼれ球を和泉が押し込む。相手の連係ミスにも助けられたが、喉から手が出るほど欲しかった2点目だったのは間違いないだろう。
直後の50分には電光石火のスピーディな攻めから椎橋彗也の3点目が飛び出す。結果は3-0。今季4勝目を挙げ、ようやく降格圏を抜け出した。
緊急登板となったピサノ、11試合ぶりに先発出場した原輝綺、5試合ぶりのスタメンで3ゴール全てに絡んだ内田らを含め、ここまで出番が少なかった面々の目覚ましい働きがチームを活性化させたのは確か。「総力戦の重要性」を36歳の大ベテラン永井謙佑も改めて強調した。
「今日はマテウス(・カストロ)とのツートップでスタートしたんですけど、竜司を含めて前線3人で相手の嫌な位置に立って、『誰かが間に立って、誰かが抜けて』というのを意識的にやっていました。自分が疲れたら(山岸)祐也もいるし、浅野(雄也)もいるし、みんなで総力戦。今日は僕らの選手層が良い方に出ましたね」と献身的な姿勢で前半45分、国立競技場のピッチを走り回った背番号18は喜びを口にした。
和泉も「試合に出る選手、出ない選手がいますけど、出た時に『自分が勝たせるんだ』という気持ちでみんなで戦うべき。それがチームの力になって、勝ちにつながると思うんで。今日も前半はなかなかチャンスがないとしても、地道な動きはジャブのように利いて、相手の体力を削っていた。それが3-0という結果につながったと思います」と前向きにコメントしていた。
【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの妻たち"
緊急登板となったピサノ、11試合ぶりに先発出場した原輝綺、5試合ぶりのスタメンで3ゴール全てに絡んだ内田らを含め、ここまで出番が少なかった面々の目覚ましい働きがチームを活性化させたのは確か。「総力戦の重要性」を36歳の大ベテラン永井謙佑も改めて強調した。
「今日はマテウス(・カストロ)とのツートップでスタートしたんですけど、竜司を含めて前線3人で相手の嫌な位置に立って、『誰かが間に立って、誰かが抜けて』というのを意識的にやっていました。自分が疲れたら(山岸)祐也もいるし、浅野(雄也)もいるし、みんなで総力戦。今日は僕らの選手層が良い方に出ましたね」と献身的な姿勢で前半45分、国立競技場のピッチを走り回った背番号18は喜びを口にした。
和泉も「試合に出る選手、出ない選手がいますけど、出た時に『自分が勝たせるんだ』という気持ちでみんなで戦うべき。それがチームの力になって、勝ちにつながると思うんで。今日も前半はなかなかチャンスがないとしても、地道な動きはジャブのように利いて、相手の体力を削っていた。それが3-0という結果につながったと思います」と前向きにコメントしていた。
【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの妻たち"