「打開するも何も別に…」東京V戦で数的優位を生かせなった点を問われた原口元気が“サッカーの奥深さ”を示す「優先順位を間違えてはいけない」【浦和】

2025年05月03日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「必ず改善すべきとは思いません」

東京V戦で途中出場した原口。写真:滝川敏之

 2025年5月3日、浦和レッズが埼玉スタジアム2002で東京ヴェルディに2-0と勝利。とりわけ2ゴールを奪った前半のパフォーマンスは100点満点だった。なかには、ノーゴールだった後半の出来に不満な方もいるだろうが、個人的にはむしろ浦和のペースのまま終わったと考えている。

 事実として押さえておきたいのは"2点のリード"があったことだ。試合終盤は負けているチームが攻めてくる傾向にあるので勝っている側はそこを凌げばいい。もちろん追加点を取れれば最高だが、それが最優先事項ではない。2点のリードを守ったまま試合をクローズする、東京Vに退場者(73分)が出て数的優位になったとはいえ、この日はそれがマストのように映った。

 試合後、記者のひとりから次の質問が原口元気に投げられる。
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「数的優位を生かせない状況がありました。相手も2バックにして前に人数をかけた影響もありますが、その中でどうすれば打開できましたか」

 原口の答は実にシンプルだった。

「打開するも何も別に2-0で勝っているので。改善点はあるけど、2-0で終えたことが全てかなと。そこを必ず改善すべきとは思いません」

 ダメ押し点はもちろん「考えている」という原口は「自分も取りたいし」と願望を口にするが、リスク管理も重要だという。

「3点目を取りに行って、1失点、2失点するほうが嫌なので、優先順位を間違えてはいけない」

 原口のこのコメントがサッカーの奥深さを物語るかもしれない。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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