ドイツ・レーブ監督「高い戦術レベルを誇る2チームによるドラマ」

2016年07月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

多くの名手が外したPK戦については「我々は幸運に恵まれた」。

準決勝ではフンメルスが出場停止となり、負傷したケディラ、ゴメスの容態も気になる。今後はさらに、レーブ監督の采配がチームにとって重要性を増すだろう。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 EURO2016準々決勝で、ドイツはPK戦の末にイタリアを抑え、準決勝進出を果たした。
 
 主導権を握って先制点も奪ったドイツだが、イタリアの抵抗に苦しみ、PK戦でも一度はリードを許すなど、まさに薄氷の勝利(記録上は引き分けだが)だった。
 
 それでも、最も重要な結果を残し、3大会連続のベスト4入りを果たしたドイツ。イタリア戦では負傷者が続出し、難しい采配を強いられたヨアヒム・レーブ監督は、この試合を以下のように振り返っている。
 
――◇――◇――
 
 高い戦術レベルを誇る2チームが戦い、延長戦を経てPK戦に突入した、まさにドラマのような試合だった。
 
 PK戦で失敗が続いたのも、ドラマチックだったと言えるだろう。経験豊富なベテランが外すこともあれば、若い選手が決めることもある。我々は幸運に恵まれた。
 
 今日のチームの戦い方について、何も言うことはない。我々は120分間を通して、とても良いプレーを見せていた。
 
 今後は、木曜日の試合(準決勝)に向けて身体を休め、体力を回復させることに専念するつもりだ。
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