原点回帰の“しぶとい”鹿島に横浜FCはどう立ち向かうか。四方田監督は「一瞬の隙の突き合いを制することができれば」

2025年04月28日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「鹿島らしい戦いをしていますよね」

ホーム鹿島戦で4試合ぶりの白星を目ざす四方田監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 2023年のJ1最終節・鹿島戦。残留の可能性はわずかに残っていたが、1-2で敗戦。横浜FCのJ2降格が確定した。

 鹿島との対戦は、その時以来となる。4月29日、J1第13節で暫定2位の難敵とニッパツ三ツ沢球技場で相まみえる。

 2年前も横浜FCで指揮を執っていた四方田修平監督は、「今いる選手は半分以上、変わっている。そういう意味では、2年前はあまり引きずらずに、今年の新たなチームとして、伝統のある鹿島というチームを倒しにいく気持ちで戦ってくれればいい」と話す。
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 今季の鹿島については「やっぱり上位のチームですし、鹿島のしぶとさというのは、伝統として残っている部分はある。鹿島らしい戦いをしていますよね。原点回帰している感じがあるんじゃないですか」という印象だ。

 横浜FCは現在17位。順位表では格上の相手をホームで迎え撃つ。指揮官は「難しいゲームにはなる」と展望し、「一瞬の隙の突き合いというか、そういったゲームを自分たちが制することができれば」と、4試合ぶりの勝利を目ざす。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

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