「まずは名古屋、おめでとうございます」

　４月20日に行なわれたJ１第11節で、広島は名古屋と敵地で対戦し、１－２で敗れた。試合後のフラッシュインタビューで、ミヒャエル・スキッベ監督は敵チームを称えたあと、「ただ審判のパフォーマンスに関しては本当に...この審判では、本当に良いサッカーをやろうとしてもうまくいかないというふうに思っています」とぶちまけた。

　70分には前田直輝が永井謙佑との接触で負傷交代。指揮官は「前田は何週間、何か月か出られない可能性もある」と心配しつつ、「自分たちの選手が試合に出られないことよりも、むしろこの状況で審判が罰を受けるべきだと思っていますし、責任は負うべきだというふうに思っています」と訴える。
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　２点のリードを許した後、81分に菅大輝の得点で１点差に詰め寄った。「後半はアグレッシブにいかなければいけなかった」と振り返ったうえで、「ああいう審判のもとでプレーしなければいけない、勝ちにいかなければいけないという状況は非常に難しかった」と、レフェリングへの異議を唱え続ける。

　次節に向けて問われても、スキッベ監督は「お互いにフェアで、良い審判にあたること、それだけを期待しています」とコメント。最後まで怒り心頭だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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