【J1展望】甲府×神戸|前回対戦では甲府のカウンターが炸裂。神戸は対応できるか?

2016年07月01日 サッカーダイジェスト編集部

甲府――残留へのハードルはより高くなりつつある。

故障者/甲府=山本、新井、盛田、保坂 神戸=岩波、松下、山口 
出場停止/甲府=なし 神戸=なし 

J1リーグ2ndステージ・1節
ヴァンフォーレ甲府ヴィッセル神戸
7月2日(土)/19:00/山梨中銀スタジアム
 
ヴァンフォーレ甲府
1stステージ成績:17位 勝点15 3勝6分8敗 18得点・31失点
 
【最新チーム事情】
●クリスティアーノが柏へ移籍。新助っ人を獲得するまで、その代役は田中が務めそう。
●神戸のプレスを掻い潜るボールの動かし方や、ブロックを構えるだけでなく能動的にボールを奪う守備を重点的にトレーニング。
●第1ステージでの対戦時と比べ、佐久間GM兼監督は「神戸はレアンドロ、P・ジュニオールが格段にフィットしている」と警戒。
●指揮官は、残留に向けた第2ステージでの目標勝点を「21以上」に設定する。
 
【担当記者の視点】
 第1ステージを終えて年間順位はワースト2位。巻き返しは不可欠だが、怪我人が多いうえに、大黒柱のクリスティアーノが柏へ移籍したため、残留へのハードルはより高くなりつつある。
 
 そんな状況もあって、今節の神戸戦も厳しい戦いが想定される。なにより不安視されるのは、リーグワーストの31失点を喫している守備面で、佐久間GM兼監督が「レアンドロ、P・ジュニオールが格段にフィットしている」と分析する相手の攻撃を上手く凌ぎ切れるかは気掛かりだ。
 
 第1ステージでは戦術に一貫性を欠き、攻守のバランスを崩して勝点を取りこぼすケースも少なくなかった。リスクを冒さず、「守備ありき」のスタンスを崩さぬまま結果を追求したい。
 

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