「本当に気に入った」9人のパレスを救う!ブライトン撃破に大貢献の鎌田大地を指揮官が褒め称える!6戦ぶり先発でインパクト

2025年04月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「マインドセットが今日は本当に良かった」

グラスナー監督の期待に応えるパフォーマンスを見せた鎌田。(C)TOSHI TAKEYA(SOCCER DIGEST)

 現地時間4月5日に開催されたプレミアリーグ第31節で、鎌田大地が所属する12位のクリスタル・パレスは、三笘薫を擁する8位のブライトンとホームで対戦。鎌田がボランチでフル出場、三笘が左サイドハーフで63分までプレーしたなか、2-1で接戦を制した。

 ジャン=フィリップ・マテタが開始3分で先制点を奪った後、31分にダニー・ウェルベックに同点弾を浴びるも、55分に鎌田が起点となってダニエル・ムニョスが勝ち越し点をゲット。そのまま2-1で終盤に突入すると、まさかの展開となった。

 78分に、途中出場したばかりのエディ・エンケティア、90分にマーク・ゲイがイエローカード2枚を受けて退場。アディショナルタイムは12分もあり、非常に厳しい状況になったものの、窮地を救ったのは鎌田だった。

 日本代表MFは90+6分、果敢に裏抜けしようとしたところで、ヤン・ポール・ファン・ヘッケの手荒なファウルを誘発。オランダ代表DFをチームメイト2人と同様に、2枚目のイエローカードで退場に追い込み、2人少ないより数段マシの9人対10人にした。
【動画】グラスナー監督が大絶賛!鎌田の1プレー
 クラブ公式サイトによれば、オリバー・グラスナー監督が試合後、リーグ戦6試合ぶりの先発で確かなインパクトを放った鎌田に言及。次のように語った。

「我々はただ、彼らがプレーすべきシステムを示しただけだ。そして彼らは何をすべきか分かっていた。ダイチが左ウイングバックのようになったことで、1つか2つの状況が変わった。私たちは9対10、時には8対10で練習しているから、それほど難しくはなかったよ。頻繁にしているわけではないけどね!

 今日、私が本当に気に入ったのは、ただ守ってレフェリーが試合を終わらせるのを待つだけではなかった部分だ。前に出るタイミングを待っていた。ダイチはレッドカードを出させたね。それがなければ、彼はゴールキーパーと1対1になっていただろう。マインドセットが今日は本当に良かった」

 守備一辺倒ではなく、チャンスがあれば次の1点を狙う――。その姿勢が如実に出た鎌田のプレーを、指揮官はいたく気に入っているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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