生え抜きのレジェンド、トーマス・ミュラーの退団説が流れるバイエルンに、アカデミー出身の新たな才能が加わるかもしれない。その有望株の名前はレナート・カール。ドイツＵ－17代表の10番を背負う08年２月生まれの17歳だ。

　４－３－３のインサイドハーフを主戦場に、今シーズンのバイエルンＵ－17でリーグ16試合に出場して25得点・12アシストと目覚ましい成績を残している。飛び級で参加している同Ｕ－19でも５試合で３得点と活躍中だ。

　バイエルンＵ－17のパトリック・カニウト監督は『Spox』のインタビューで教え子をこう評している。

「すごくアクティブで、あらゆる動きで違いを作り出そうとする。試合を決めようとするタイプだ。フィニッシュに優れ、特別な左足を持っている。彼がボールを持つと、何かが起きそうだと察した観客が自然と身を乗り出すんだ」
【画像】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選！

　カニウト監督はまた「本人は（アーセナルの）マーティン・ウーデゴーを参考にしているようで、私も彼との共通点は感じている。ただ、中央に切り込んでフィニッシュに絡むロッベンやオリーセのような要素も少しある」と続ける。

　ミュンヘンに拠点を置く『tz』紙も上記コメントを引用しながらカールを紹介。これから佳境を迎える今シーズン中のトップチームデビューは難しいかもしれないが、いずれもドイツ代表まで上り詰めたジャマル・ムシアラ、アレクサンダル・パブロビッチに続く存在になる可能性を秘めている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【記事】「日本がこれをするのか？」「アジア初の挑戦だ」森保ジャパンのW杯"ポット１狙い"に韓国メディアが驚き！「壮大な夢を抱いている」

【記事】なぜ佐野海舟らを招集せず、故障明けの守田英正を選出したのか。森保監督にずばり質問「佐野を含めて…」

【画像】絶世の美女がずらり！C・ロナウドの"元恋人＆パートナー"たちを年代順に一挙公開！