「セルティックでの将来に疑念」W杯のために移籍も?日本代表MFの退団を地元メディアが懸念「モリヤスの選考は…」

2025年03月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「キョウゴのことを気にしなければならない」

サウジアラビア戦に途中出場した旗手。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本は世界最速で北中米ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得した。ここからは、頂点を目指す戦いが始まる。同時に、各選手たちは、まずそのための切符を手にしなければならない。

 来年の本大会でサムライブルーの一員になれるかどうか、保証はない。それだけに、どのクラブでどのようなパフォーマンスを見せていけるかが重要だ。

 そのなかで旗手怜央が口にした言葉に、所属するセルティックの専門サイト『The Celtic Bhoys』が反応した。W杯が目標と意気込む旗手の発言が、「セルティックでの将来に疑念」をもたらすという。

 セルティックでゴールを量産しながら、森保一監督からなかなか日本代表に招集されなかった古橋亨梧が、この冬レンヌに移籍したのは周知のとおりだ。そしてレンヌで古橋は出場機会に恵まれていないが、今回のインターナショナルウィークで代表に呼ばれている。

 The Celtic Bhoysは「モリヤスの選考は、ハタテに将来を深く考えさせるかもしれない。彼はほかのことも考慮する必要がある。W杯への招集を目指して1月にレンヌに移籍した、セルティックでチームメイトだったキョウゴのことを気にしなければならない」と報じた。

「キョウゴはレンヌでほとんど出ていないにもかかわらず、今回の日本代表に招集された。バーレーン戦ではメンバー外だったが、サウジアラビア戦は終盤にハタテと一緒に出場している」

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そのうえで、同メディアは「もちろん、グラスゴーに残るのが賢明で、ハタテがモリヤスに自分を印象づける役に立つことは、多くの要素が示している。チャンピオンズリーグに出て、良いパフォーマンスを見せるのも、そのひとつだ」とも伝えている。

「また、ハタテはマエダ(前田大然)が同じスコティッシュ・プレミアシップの選手であることの影響を受けていない様子であることも気づくべきだ。パークヘッドから離れても、隣の芝生が青かったわけではないことをよく知る選手たちの話もある」

セルティックの中盤で存在感を発揮する旗手だけに、ファンや地元メディアは残留を望んでいるだろう。一方で、代表戦士として世界最高の舞台に立つには、スコットランドを飛び出すべきとの声が常にあるのも確かだ。

W杯までの大事な時間をどう過ごすのか、旗手がどのように見据えているのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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