【日本2-0バーレーン|採点&寸評】W杯出場決定も前半は大苦戦。6人が5点台の厳しい評価に。最高の7.5点は1G1Aの20番

2025年03月21日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

選手交代で流れを変える

【警告】日本=久保(87分) バーレーン=アミン・モハマド・ベナディ(19分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】久保(日本)

[北中米W杯アジア最終予選]日本 2-0 バーレーン/3月20日/埼玉スタジアム2002

 森保一監督が率いる日本代表は、3月20日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第7節でバーレーン代表とホームで対戦した。

 ここまでの6試合を終え、5勝1分の勝点16でグループ首位を独走する日本は、66分に先制点を奪う。久保建英のラストパスを受けた途中出場の鎌田大地が右足のシュートを流し込んだ。

 さらに87分には、ショートコーナーの流れから伊東純也のパスを受けた久保がボックス内に侵入し、左足シュートを突き刺して追加点を奪取。このまま2-0で勝利し、8大会連続8度目のW杯出場を決めた。
【画像】日本代表のバーレーン戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介! 2選手に7点台の高評価。MOMは1G1Aの20番
▼日本代表のチーム採点「6」

 勝てばワールドカップ出場が決まる一戦で、現状のベストメンバーと言える11人を起用。2シャドーの一角には鎌田ではなく久保が入った。

 前半は日本対策を敷いたバーレーンに大苦戦。チーム全体に躍動感がなければ、ボールも落ち着かず、ゴール前での精度も欠いた。

 ただ、選手交代で流れを変え、66分に伊藤洋輝、上田綺世、久保と繋いだ連係から、3分前に投入されたばかりの鎌田が絶妙のフィニッシュで先制点を奪取。これで一気に流れを引き寄せると、87分にも躍動していた久保が追加点を挙げ、勝負を決めた。

 最高点は1ゴール・1アシストという目に見える結果を残しただけでなく、崩しの急先鋒となっていた久保の7.5点で、この20番のマン・オブ・ザ・マッチ選出に異論はないだろう。

 一方で、最近の日本代表では稀な6人が5点台という厳しい評価に。それだけ、バーレーンが健闘したと言えるかもしれない。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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