「我々の選手が削られるっていう表現がいいか…」やられっぱなしでいいのか! 指揮官の喝でヴェルディが逆転勝ち「受けてばっかりで、そこで目が覚めた」

2025年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半は1失点、後半に2得点

東京Vがホームで名古屋に逆転勝利。城福監督は「サポーターと喜び合えるのは本当に嬉しい」と笑顔。「ラインダンスも楽しみ」。(C)SOCCER DIGEST

 東京ヴェルディは3月15日、J1第6節で名古屋グランパスとホームで対戦。2-1で競り勝った。

 前半は21分に先制を許し、34分に森田晃樹が負傷交代。難しい展開だったが、後半に試合をひっくり返す。63分に山見大登が同点ゴールを奪うと、73分に綱島悠斗が勝ち越し弾。その後の相手の反撃をシャットアウトした。

 試合後のフラッシュインタビューで、城福浩監督は次のように振り返る。

「相手はかなり激しく来ていたので、それを受けてしまって、何回か我々の選手が、削られるっていう表現がいいか、激しいチャージを受けて。逆に我々がそれをやらなきゃいけないのに、受けてばっかりで、そこで目が覚めたような状況だった。前半は本当に不甲斐なかったと思います」

 ハーフタイムに喝を入れた。

「ロッカーで『いつ目が覚めるんだ』と。『やられっぱなしなのか』と。『なんでボールを下げるんだ』というところから入りました」
【動画】東京Vが逆転勝利! 山見が同点弾! 綱島悠斗が勝ち越し弾!
 迎えた後半、「とにかくアグレッシブに前から行くこと、ボールを下げないこと、相手陣でサッカーをすること」を強調。その結果、勝点3を掴み取ってみせた。

 東京Vはこれが今季のホーム初勝利。勝点を7に伸ばし、暫定で13位に浮上した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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