1、2、3...「あまり数えたことはない」
GKが手でボールを持てる時間は6秒から8秒に変更されることに(写真はイメージ)。(C)Getty Images
サッカーのルールを統治する国際サッカー評議会(IFAB)が3月1日、GKの"時間稼ぎ"に対処するルール変更を発表した。
「IFABは全会一致で第12条第2項(間接フリーキック)の改正を決定した。改正により、ゴールキーパーが8秒以上ボールを保持した場合(審判は視覚的な5秒のカウントダウンをする)、相手チームにコーナーキックを与えることになる(現行の規則では、ゴールキーパーが6秒以上ボールを保持した場合に間接フリーキックを与える)」
ペナルティはより厳格化されたが、ボール保持の時間は延長に。この変更はGKにいかなる影響を及ぼすのか。横浜FCのGK市川暉記に訊けば、「個人的な意見なんですけど」としたうえで、「別に何秒でもいいんですけど、基準を一緒にしてほしいですね」と自身の考えを述べた。
正確に6秒を測るのは難しいのか、選手や状況によって注意の有無を市川は感じる部分があるようだ。
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「IFABは全会一致で第12条第2項(間接フリーキック)の改正を決定した。改正により、ゴールキーパーが8秒以上ボールを保持した場合(審判は視覚的な5秒のカウントダウンをする)、相手チームにコーナーキックを与えることになる(現行の規則では、ゴールキーパーが6秒以上ボールを保持した場合に間接フリーキックを与える)」
ペナルティはより厳格化されたが、ボール保持の時間は延長に。この変更はGKにいかなる影響を及ぼすのか。横浜FCのGK市川暉記に訊けば、「個人的な意見なんですけど」としたうえで、「別に何秒でもいいんですけど、基準を一緒にしてほしいですね」と自身の考えを述べた。
正確に6秒を測るのは難しいのか、選手や状況によって注意の有無を市川は感じる部分があるようだ。
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また、市川は6秒を「あまり数えたことはない」とのことだが、ボールのリリースに関して「こればかりは、自分1人でどうこうできる問題でもない」という。
「味方が上がってから、蹴りたいというのもあります。上がっていないのに蹴ってもしょうがないので。味方が上がるタイミングやスピードでも変わってくると思います」
その意味では、プラス2秒で少なからず猶予は生まれるのかもしれない。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
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「味方が上がってから、蹴りたいというのもあります。上がっていないのに蹴ってもしょうがないので。味方が上がるタイミングやスピードでも変わってくると思います」
その意味では、プラス2秒で少なからず猶予は生まれるのかもしれない。
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