2026年北中米ワールドカップ・アジア最終予選のバーレーン戦（３月20日）、サウジアラビア戦（25日）に挑む日本代表のメンバー25人が、13日に発表された。

　今回の陣容の中でやや不安を残すのが、いわゆるストライカー枠だ。上田綺世が故障明けでまだ本調子ではなく、古橋亨梧は今冬に移籍したレンヌで出番を得られていないからだ。そのうえ、コンディションの問題を抱えている小川航基も選外となった（追加招集の可能性はあり）。

　日本代表の森保一監督はその前線について、「評価としては、日々情報をとりながら、試合に出てベストのパフォーマンスは見せてくれると考えて招集している」としつつも、"オプション"に言及している。

「前田大然や中村敬斗も自チームではフォワードとしてもプレーして、いいパフォーマンスを見せているので、いろいろな選択肢をもっている。このメンバーでも勝つために戦えると思っている」
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　名前が挙がった前田は、セルティックで今季27ゴールと爆発。とりわけ古橋がレンヌに移籍後はウイングではなく、CFでプレーする試合が増え、得点を量産している。

　上田や古橋の状態次第ながら、20日のバーレーン戦では、この絶好調男が１トップ起用される可能性は十分にありそうだ。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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