アトレティコ・マドリーは現地３月12日、チャンピオンズリーグ（CL）のラウンド16第２レグでレアル・マドリーとホームで激突した。

　敵地での第１レグは１－２で敗れたなか、アトレティコは、キックオフからわずか28秒、ロドリゴ・デ・パウルのクロスに飛び込んだコナー・ギャラガーが右足で押し込んで、２戦合計２－２に追いつく。

　その後、スコアは動かず、白熱のマドリード・ダービーはPK戦に突入。アトレティコは２人目のキッカーを務めたフリアン・アルバレスがネットを揺らすも、スリップした際にボールに２度触れたとして失敗と判定される。さらに４人目のマルコス・ジョレンテのキックもクロスバーを叩いた。結局、アトレティコは２－４で敗れて、ベスト16で姿を消した。
【動画】物議を醸すアルバレスのPK

　南米メディア『DSports』によると、試合後の会見でディエゴ・シメオネ監督は「選手たちを誇りに思う。我々は良いゲームをした」と語った一方で、アルバレスのPKに対する判定については次のように述べている。

「映像を見た。主審はフリアンが軸足でボールに触れたと言っていたが、ボールは動いていない。PK戦でVARがレビューするのを見たことがない」

　そして最後には、記者たちに向けて「もし、フリアンが２回ボールに触れたのを見た人がいたら手を挙げてくれ」と言い放って、会見を終えたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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