【J1展望】|新潟×鳥栖|下位を彷徨う両チーム。ホーム連勝を狙う新潟はほぼベストメンバーで鳥栖を迎え撃つ

2016年06月24日 サッカーダイジェスト編集部

新潟――良い守備から攻撃につなげるサイクルへ持ち込みたい。

故障者/新潟=R・シルバ、早川 鳥栖=なし
出場停止/新潟=指宿 鳥栖=なし

J1リーグ1stステージ・17
アルビレックス新潟-サガン鳥栖
6月25日(土)/19:00/デンカビッグスワンスタジアム
 
アルビレックス新潟
1stステージ成績(16節終了時):15位 勝点15 3勝6分7敗 18得点・25失点
 
【最新チーム事情】
●FC東京戦は、シュート0本に終わった後半の攻撃に課題を残すも勝点1を獲得。
●サテライトリーグの湘南戦は、DFイム・ユファンの退場をきっかけに1-7で大敗。
●FC東京戦で頭部を負傷した舞行龍は、通常どおりのトレーニングをこなす。
 
【担当記者の視点】
 前節のFC東京戦は「6秒ルール」(GKが6秒以上ボールを保持できない反則)をきっかけに成岡の2戦連続ゴールで先制するも、後半は防戦一方に。攻守に「オーガナイズ」するのが今季のキーワードだが、1-1に追いつかれた直後にFW指宿を投入しても思うような効果が出ず、攻撃面に課題を残した。
 
 その不安を払拭すべく臨んだ翌日のサテライトリーグ・湘南戦では、逆に守備が崩れて大敗(1-7)。特に、怪我から復帰したものの20分過ぎに一発退場したCBイム・ユファンを90分テストできなかったのは大きな誤算だった。
 
 一方、FC東京戦の開始早々に頭部を打ちピッチを退いていたCB舞行龍は、すでに元気な姿を見せており、今週のトレーニングも通常どおりにこなしている。鳥栖戦での起用に目処が立ったのは朗報と言えるだろう。
 
 第1ステージを締め括る一戦の相手は鳥栖。僅差で勝利(1-0)した3月27日のルヴァンカップ(旧ナビスコカップ)での対戦時と同じく、良い守備から攻撃につなげる新潟のサイクルに持ち込み、第2ステージでの巻き返しにつなげたい。

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