「暴行だ。キャリアが終わっていたかも」元イングランド代表が糾弾した三笘薫の被害が4位。英紙がホラータックルランキングを発表

2025年03月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ここ数年で最悪。私の時代でもスキャンダラス」

タックル後に治療を受ける三笘。(C)Getty Images

 鎌田大地のチームメイトの被害が大きな話題になっている。

 現地時間3月1日、鎌田が所属するクリスタル・パレスは、FAカップ5回戦で2部のミルウォールとホームで対戦。3-1で下し、準々決勝に駒を進めた。アクシデントが発生したのは開始直後だ。

 ロングボールに抜け出したジャン=フィリップ・マテタの顔面に、飛び出してきた相手GKリアム・ロバーツの左足が直撃。マテタはそのままピッチに倒れ込み、応急処置を受けるも起き上がれず、そのまま病院に搬送された。

 英紙『The Guardian』によると、マテタは左耳を25針縫う重症だったという。パレスのスティーブ・パリッシュ会長は「これほど無謀なチャレンジを見たのは初めてだ。彼(ロバーツ)は自身をじっくりと見つめ直す必要がある。同じプロフェッショナルの命を危険にさらしたからだ」と怒りを露わにした。

 これを受け、英紙『Daily Mail』が「サッカー界のホラータックルランキング」を発表。9位にロイ・キーンが今をときめくアーリング・ハーランドの父、アルフ・インゲ・ハーランドに見舞った"殺人タックル"が入ったほか、4位に三笘薫が被害を受けた一件が入った。

 それは昨年2月、プレミアリーグ第25節での出来事だ。シェフィールド・ユナイテッドのメイソン・ホルゲイトは、ブライトンの三笘に危険極まりないタックル。日本代表MFは倒れ込んで苦痛に顔を歪めたが、プレーを続行させた。一方、ホルゲイトは退場になり、痛烈な批判を浴びた。
【動画】あまりに危険。三笘薫が被害を受けた衝撃の蛮行
『Daily Mail』は、元イングランド代表のジェイミー・レドナップらが糾弾した、この比較的記憶に新しい出来事を次のように伝えている。

「ホルゲイトはわずか13分でレッドカードを受け、昨シーズン最も早く退場した選手となった。彼は試合開始直後、カオル・ミトマにタックルを見舞ったのだ。ジェイミー・レドナップは『これは暴行で、ここ数年で最悪のタックルの1つだ。私の時代でもスキャンダラスなタックルだっただろう。ミトマがどうやって左足を逃がしたのか全く分からない。その動作がなければ、キャリアは終わっていただろう』と言い放った」

 なお、『Daily Mail』が発表した「サッカー界のホラータックルランキング」の5位以下は次の通り。

5位 ケビン・ノーラン→ヴィクター・アニチェベ(2009)
4位 メイソン・ホルゲイト→三笘薫(2024)
3位 ライアン・ショウクロス→アーロン・ラムジー(2010)
2位 マーティン・テイラー→エドゥアルド(2008)
1位 ベン・サッチャー→ペドロ・メンデス(2006)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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