鬼木アントラーズが待望の初勝利! 東京Vに4発完勝、23年10月から続くホーム無敗記録を23に更新

2025年02月22日 渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

レオ・セアラと鈴木優磨が2発

鹿島の今季第1号を決めたL・セアラ(左)と松村(右)。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 鹿島アントラーズは2月22日、ホーム開幕戦となるJ1第2節で、東京ヴェルディと対戦。レオ・セアラと鈴木優磨の2トップが2ゴールずつを決め、4-0で勝利を収めた。

 23年10月からホームで22戦無敗中の鹿島は、開幕節の湘南ベルマーレ戦(●0-1)と同じ4-4-2のシステムでスタート。メンバーは3人が入れ替わった。知念慶、師岡柊生、荒木遼太郎が外れ、樋口雄太、濃野公人、松村優太が先発した。

 立ち上がりからロングボールやサイド攻撃などで相手陣内へ押し込むと、22分にL・セアラが移籍後初ゴールをゲット。左サイドの安西幸輝からのクロスを強烈なヘディングで叩き込んだ。

 さらに3分後、右サイドの小池龍太のパスをペナルティエリア内で受けたL・セアラが追加点を挙げ、リードを2点に広げた。

 攻撃の手を緩めない鹿島は、前半終了間際にもゴールを奪う。ペナルティエリア内の競り合いでL・セアラがファウルを受け、PKを獲得。ボールをセットしようとしたL・セアラからキッカーを譲られた鈴木優磨が決めて3-0として、前半を終えた。
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 後半も相手のミスを突きながら攻勢に出ると、小池のパスに抜け出した鈴木がペナルティエリア内右からニアサイドを打ち破った。

 このまま主導権を握った鹿島が4-0で今季初勝利。ホーム開幕戦を白星で飾り、ホーム無敗記録を23に伸ばした。

 また、鬼木達監督は鹿島で待望の公式戦初勝利。自身は現役時代の1997年9月以来、27年5か月ぶりの"ホーム鹿島"での勝利となった。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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