鹿島撃破は「チームの方向性を示す重要なもの」。湘南の25年初ゴールを挙げた福田翔生が成長を実感「去年の二桁が自信に」

2025年02月16日 岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)

「常にシュートの選択肢を持ちながら仕掛けられた」

鹿島戦で決勝ゴールを挙げた福田。「耕平から良いパスが来た。感謝したい」。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 2月15日、湘南ベルマーレはJ1の開幕節で鹿島アントラーズとホームで対戦し、1-0で勝利した。

 湘南の2025年ファーストゴールを挙げ、チームを勝利に導いたのはFW福田翔生だ。0-0で迎えた64分、敵陣のボックス付近でMF奥野耕平から縦パスを受けると、細かなタッチで相手DFをかわし、倒れながら左足でフィニッシュ。鋭いシュートはGKの股下を抜けてネットに突き刺さった。

 福田は自身の得点を振り返りつつ、チームの勝利を喜んだ。

「耕平から良いパスが来たので、感謝したいです。常にシュートの選択肢を持ちながら仕掛けられた。良いゴールだったと思いますし、開幕戦の勝利はチームの方向性を示すための重要なものなので、嬉しいです」
【動画】独力でエリア内をこじ開けた福田翔生の一撃!
 昨季は10得点と飛躍の1年を過ごした福田。ただし、初ゴールは9節の横浜F・マリノス戦と一発目が遠かった。開幕戦で幸先良くスコアを刻んだ今季は、24年以上の成績が期待できそうだ。

 福田も自身の成長を実感している。

「去年の二桁ゴールが自信になっています。今日の得点も含め、昨季の成長が表われているのかなと」

 鹿島戦の一撃でさっそく量産態勢に入るか。23日に行なわれる2節のセレッソ大阪戦も、この19番に期待したい。

取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)

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