“ベッカム級”の絶品クロス。中野就斗の技術は鳥肌もので、このクロッサーを森保ジャパンに招集してほしい

2025年02月08日 サッカーダイジェストTV編集部

“ボールに当てるだけでいい”クロス

見事なクロスで先制弾をアシストした中野。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 2025年2月8日、シーズンの幕開けを告げる『FUJIFILM SUPER CUP』が国立競技場で開催された。ヴィッセル神戸とサンフレッチェ広島が対戦した一戦は、前半を終えた時点で後者が1-0とリードする展開だった。

 前半のハイライトはやはり先制点のシーン。12分、中野就斗のクロスに反応したトルガイ・アルスランが、後ろに下がりながらのヘッドで巧みに合わせた場面である。

【動画】中野のクロスからトルガイが絶妙ヘッド弾!
 トルガイのシュートセンスはもちろん、中野のクロスの質が素晴らしかった。右足で"巻くクロス"はあのデイビッド・ベッカム(元イングランド代表)を彷彿とさせた。いわゆる"巻くクロス"は合わせる側からすれば"ボールに当てるだけでいい"場合があり、その意味でかなり有効な武器なのだ。

 ベッカム級の絶品クロスはまさに鳥肌もの。そんな技術を備える中野就斗は森保ジャパンに招集してもらいたいタレントのひとりだ。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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