「ファーギータイムではなく、オフサイドタイムで負けた」レスターを率いるマンU伝説FWが激怒!「明らかなミス。考えられない」

2025年02月08日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

FA杯5回戦までVARなし

監督としてオールド・トラフォードに帰ってきたファン・ニステルローイ。(C)Getty Images

 現地時間2月7日に開催されたFAカップ4回戦で、今季途中にルート・ファン・ニステルローイが監督に就任したレスターは、マンチェスター・ユナイテッドと敵地オールド・トラフォードで対戦。1-2で逆転負けを喫した。

 もっとも、90+3分に浴びた決勝点は、到底受け入れられるものではない。リプレーを見る限り、スコアラーのハリー・マグワイアはオフサイドポジションにいたからだ。ただ、FAカップ4回戦ではVARが導入されておらず、そのまま得点が認められた。

「ゴールのリプレーを分析すれば、VARはピッチ上の判定を覆していた可能性が高い。しかし、連盟は12月中旬にこの技術はFAカップでは5回戦まで使用しないと発表した」と伝えた英公共放送『BBC』によれば、ファン・ニステルローイ監督は不満を露わに。「ミスで試合が決まった。ミリ単位で見るVARの問題ではなく、ハーフメートルだった。それは明白だ」と訴えた。
【動画】ファン・ニステルローイ監督が激怒した問題のシーン
「本当にがっかりだ。この試合のために1週間準備し、エバートンに(0-4で)敗れた後にあのようなパフォーマンスを見せたのに、明らかなミスで決められてしまった。このレベルでは受け入れられないし、考えられない。自分たちを奮い立たせるしかない」

 選手時代に赤いユニホームを着て、オールド・トラフォードでゴールを量産した元オランダ代表FWはさらに、こう言い放った。

「我々はファーギータイムで負けたのではなく、オフサイドタイムで負けたのだ」

 ファーギータイム――。かつてユナイテッドを率いた名将、アレックス・ファーガソンが劣勢の際に審判に圧力をかけ、アディショナルタイムの時間を伸ばしたとされる言葉だ。思わず、そんな俗説を持ち出すほど、とにかく我慢ならないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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