「スマホのメモ欄にバーッと書いて」町田の黒田剛監督が選手を惹きつける言葉の秘訣を披露! 3つのポイントは?

2025年02月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「何でも良くて、心を奪われるような一言、気づきがある」

選手からミーティングが好評だという黒田監督。写真:福冨倖希

 FC町田ゼルビアの黒田剛監督が、2月3日にTBS系列で放送されたサッカー専門番組「KICK OFF! J」にVTR出演。自身の言葉について語った。

 番組では黒田監督のミーティングが選手から好評だと伝える。指揮官はその秘訣を3点に絞り紹介。まず1点目は「言いたい言葉より聞きたい言葉をチョイスしていく」だとして、「それが、選手たちが集中して聞けるポイントだと思う」と胸を張った。

 2点目は、「人は苦しい時に本性が出る」。これを黒田監督は、失点防止や得点に繋がると説明する。

「『いいや、今回は』とか、『ここまで帰ったから、あと5メートルは下がらなくていいや』というものが災いになって失点したり、得点機を逃したりする。その思ったところからの5メートル、10メートルを戻れるか。または前に行けるかどうかが、チームにとってどれだけ大切か。チーム内の選手からの信用や信頼は、その5メートルで決まる」
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 そして、3点目は「最大のスキルは性格」。黒田監督は、シュートブロック時の姿勢を例に出して、こう述べた。

「人は嫌な局面から逃げてしまうし、条件反射的にも痛いと思ったら顔をそむけてしまう。でもサッカーでは戦わなきゃならない。それはスキルではなくて、性格の問題がすごく大きい。自分に備わった性格を、どれだけ自分でマネジメントしながら、試合に上手く活用していけるかどうか」

 選手を納得させる言葉は、どのように生まれているのか。黒田監督は「電車の広告、雑誌、インターネット、テレビ、映画、ドラマとか何でも良くて、そこに心を奪われるような一言があったり、または自分の気づきがあったり。それもスマホのメモ欄にバーッと書いて」と日常の地道な努力を明かした。

 町田は昨季、J1初挑戦ながら3位と躍進した。2025シーズンに向けて黒田監督は「最低ラインを5位以内として、まず目の前の1試合をどういう風に勝ち上がるかを考えて取り組んだ末にタイトルに手が届くと思っているので、一つひとつ大切に戦っていきたいと思っています」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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