「クボがラツィオ守備陣を不安にさせた」まさかの前半交代で助かった? 久保建英を対戦国イタリアのメディアが評価!一方で「ほとんど活躍できず」との厳しい声も

2025年01月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

ハーフタイムまでに3ゴールを許す

ラツィオ戦は前半で退いた久保。(C)Getty Images

 早々に失点し、前半のうちから退場者が出て、ハーフタイムまでに3ゴールを許した。スタメンに名を連ねた久保建英にとっても、難しい試合だったに違いない。

 1月23日に行われたヨーロッパリーグのリーグフェーズ第7節で、久保が所属するレアル・ソシエダは、ラツィオに敵地で1-3と敗れた。久保は前半終了後に交代している。

 立ち上がりの5分に先制点を献上したソシエダは、30分にアイヘン・ムニョスが2枚目のイエローカードを出されて退場。数的不利に陥ると、32分、34分と立て続けに追加点を奪われ、3点のビハインドを背負ってしまう。

 10人での挽回は難しいとあり、イマノル・アルグアシル監督は、後半開始から久保、マルティン・スビメンディ、ミケル・オジャルサバルを交代させた。週末のリーグ戦や来週のリーグフェーズ最終節を見据えた采配と見られる。
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 前半にポストを叩いたルカ・スチッチのシュートをお膳立てするなど、光るところも見せた久保だが、チームとして厳しい試合になっただけに、評価は難しいところだ。

 対戦したラツィオの母国イタリアの大手紙『La Gazzetta dello Sport』は、久保に及第点の6点をつけ、「特に序盤、彼の加速でラツィオ守備陣に何度か不安をつくり出した」と評した。スチッチや後半開始から登場したアンデル・バレネチェアと並ぶチームトップの採点だ。及第点を上回ったのは彼ら3人しかいない。

 一方、『TUTTOmercatoWEB』は5点と辛口評価。「前半、ヌーノ・タバレスに制限され、ほとんど活躍できず。10人になり、より犠牲を強いられ、ラスト30メートルでは無害だった」と報じている。

 首位のラツィオがベスト16へのダイレクトインを決めたのに対し、10ポイントのソシエダはプレーオフ圏の18位。ホームに同ポイントのPAOKを迎える最終節で、シードでのプレーオフ出場(9~16位)を目指す。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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