「メッシが僕とエムバペの親密さに嫉妬した」
ロマーリオ(左)のユーチューブ・チャンネルに登場したネイマール(右)が語った本音とは? (C)Getty Images
1月17日、ロマーリオが自身のユーチューブ・チャンネルでネイマールに約40分間のインタビューを敢行した。
ネイマールはロマーリオのことを「幼い頃からの憧れの選手の一人」と公言しており、二人は親しい間柄だ。
ロマーリオが独特の舌っ足らずの口調で歯に衣着せず質問すると、ネイマールは時には破顔一笑しながら、時には苦笑いしながらも丁寧に答えた。
まず、ロマーリオが「君がバルセロナからPSG(パリ・サンジェルマン)に移籍したのは、世界一の選手になりたかったからか」とジャブを放つと、「いや、そうじゃない」と反応し、少し口ごもりながら「条件が良かったし、ブラジル人選手と一緒にプレーしたかったから」と答えた。
たしかに2017年、PSGにはチアゴ・シウバ、マルキーニョス、ルーカス・モウラが所属していた。しかし当時、バルセロナでリオネル・メッシ、ルイス・スアレスとともに「MSN」と称される史上最強トリオを組んで点を取りまくっていたのだ。その表情からは、強い説得力は感じられなかった。
続いてロマーリオは、「(PSGで一緒にプレーした)エムバペって、本当に嫌な奴だよな」と爆弾を投げつける。ネイマールは苦笑いを浮かべ、「彼が(2017年に)加入した当時は、仲が良かったんだ。お互いの家を行き来していたくらいさ」。「でも、(2021年に)メッシが入ってきて、僕と彼が非常に親密なのを見て嫉妬したんだ」と説明した。
【動画】ロマーリオとネイマールの貴重な本音トーク!
ネイマールはロマーリオのことを「幼い頃からの憧れの選手の一人」と公言しており、二人は親しい間柄だ。
ロマーリオが独特の舌っ足らずの口調で歯に衣着せず質問すると、ネイマールは時には破顔一笑しながら、時には苦笑いしながらも丁寧に答えた。
まず、ロマーリオが「君がバルセロナからPSG(パリ・サンジェルマン)に移籍したのは、世界一の選手になりたかったからか」とジャブを放つと、「いや、そうじゃない」と反応し、少し口ごもりながら「条件が良かったし、ブラジル人選手と一緒にプレーしたかったから」と答えた。
たしかに2017年、PSGにはチアゴ・シウバ、マルキーニョス、ルーカス・モウラが所属していた。しかし当時、バルセロナでリオネル・メッシ、ルイス・スアレスとともに「MSN」と称される史上最強トリオを組んで点を取りまくっていたのだ。その表情からは、強い説得力は感じられなかった。
続いてロマーリオは、「(PSGで一緒にプレーした)エムバペって、本当に嫌な奴だよな」と爆弾を投げつける。ネイマールは苦笑いを浮かべ、「彼が(2017年に)加入した当時は、仲が良かったんだ。お互いの家を行き来していたくらいさ」。「でも、(2021年に)メッシが入ってきて、僕と彼が非常に親密なのを見て嫉妬したんだ」と説明した。
【動画】ロマーリオとネイマールの貴重な本音トーク!
「なぜPSGは重要なタイトルを取れなかったんだ」とこれまたダイレクトに聞かれると、「選手たちのエゴだよ」と即答。「一人ひとりが目立とうとして、チームとしてのまとまりに欠けた。これじゃあ勝てないさ」と吐き捨てた。
さらに、「2002年ワールドカップ優勝メンバーのロナウド、ロナウジーニョ、リバウドの3人のうち、誰の代わりなら務まるか」と聞かれ、「リバウドかな」とネイマールは答えている。
このユーチューブは大きな反響を呼び、公開後数日で再生回数が300万を超えた。
ネイマールの言葉にエムバペは「今はレアル・マドリーでのプレーに集中しているから、ノーコメント」と冷静に対処したが、顔を潰されたリバウドは「冗談じゃない」と激怒。国内メディアの多くも、「実績ではリバウドが上。ネイマールは思い上がっている」と辛辣だった。
ロマーリオは26歳年上で、現在は上院議員だ。単刀直入にして強引な質問を浴びてネイマールが巻き込まれ、本音を引き出された――そんな配信だった。
文●沢田啓明
【著者プロフィール】
1986年にブラジル・サンパウロへ移り住み、以後、ブラジルと南米のフットボールを追い続けている。日本のフットボール専門誌、スポーツ紙、一般紙、ウェブサイトなどに寄稿しており、著書に『マラカナンの悲劇』、『情熱のブラジルサッカー』などがある。1955年、山口県出身。
【記事】「中国人、目を開けろ」久保建英への人種差別に中国メディアも「クソだ」と怒り!"繰り返された愚行"に同国のファンも憤慨「降格すべき」
【記事】「とんでもなく足が速い奴がいる。あいつは何だ?」日本代表74試合出場スターの"発掘"はまさかの偶然だった! 視察に来た選手の隣のグラウンドで試合をしていたら…
さらに、「2002年ワールドカップ優勝メンバーのロナウド、ロナウジーニョ、リバウドの3人のうち、誰の代わりなら務まるか」と聞かれ、「リバウドかな」とネイマールは答えている。
このユーチューブは大きな反響を呼び、公開後数日で再生回数が300万を超えた。
ネイマールの言葉にエムバペは「今はレアル・マドリーでのプレーに集中しているから、ノーコメント」と冷静に対処したが、顔を潰されたリバウドは「冗談じゃない」と激怒。国内メディアの多くも、「実績ではリバウドが上。ネイマールは思い上がっている」と辛辣だった。
ロマーリオは26歳年上で、現在は上院議員だ。単刀直入にして強引な質問を浴びてネイマールが巻き込まれ、本音を引き出された――そんな配信だった。
文●沢田啓明
【著者プロフィール】
1986年にブラジル・サンパウロへ移り住み、以後、ブラジルと南米のフットボールを追い続けている。日本のフットボール専門誌、スポーツ紙、一般紙、ウェブサイトなどに寄稿しており、著書に『マラカナンの悲劇』、『情熱のブラジルサッカー』などがある。1955年、山口県出身。
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