「去年の経験と自信は今季に繋げないと」
大卒2年目の村上。J2の舞台でも輝けるか。写真:松尾祐希
昨季のJ3を圧倒的な強さで制した大宮が、2年ぶりにJ2の舞台に戻ってきた。長澤徹監督は続投し、豊川雄太やカプリーニらを獲得したなか、選手の顔ぶれに大きな変化はない。
もっとも、経営母体が代わり、クラブ名もエンブレムも一新された。
昨年8月に株式を取得したオーストリアのレッドブル・ゲーエムベーハー社が運営するレッドブル・グループの一員となり、今季から"RB大宮アルディージャ"として新たなスタートを切る。
ドイツのRBライプツィヒ、オーストリアのザルツブルグ、ブラジルのレッドブル・ブラガンチーノとともに世界的なグループのメンバーとなった大宮だが、実際には何が変わったのか。
1月19日から沖縄県でキャンプを行なっているなかで、大宮U18出身で昨季に明治大から加入したCB村上陽介は、「グラウンドにいる人数が多い」と、スタッフが去年よりも増えたことを明かした。
分析担当、フィジカル系のスタッフが充実し、昨季以上のバックアップ体制が整ったのは間違いない。それ以外で変わったことは、クラブハウスにレッドブルが置いてあることくらいだと言う。
「空気感がそんなに変わったかというと、そんなことはない。レッドブルがバックについたからといって、特別なものは感じていません。スタッフの方も考え方はそんなに変わっていないし、フィジカル面の強化もある程度は去年の継続というイメージ。もしかしたら、ここからいろんな変化が出て、最新のトレーニングが導入されるのかもしれないけど、今のところは取り組み方も去年のベースを大事にしている印象」
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もっとも、経営母体が代わり、クラブ名もエンブレムも一新された。
昨年8月に株式を取得したオーストリアのレッドブル・ゲーエムベーハー社が運営するレッドブル・グループの一員となり、今季から"RB大宮アルディージャ"として新たなスタートを切る。
ドイツのRBライプツィヒ、オーストリアのザルツブルグ、ブラジルのレッドブル・ブラガンチーノとともに世界的なグループのメンバーとなった大宮だが、実際には何が変わったのか。
1月19日から沖縄県でキャンプを行なっているなかで、大宮U18出身で昨季に明治大から加入したCB村上陽介は、「グラウンドにいる人数が多い」と、スタッフが去年よりも増えたことを明かした。
分析担当、フィジカル系のスタッフが充実し、昨季以上のバックアップ体制が整ったのは間違いない。それ以外で変わったことは、クラブハウスにレッドブルが置いてあることくらいだと言う。
「空気感がそんなに変わったかというと、そんなことはない。レッドブルがバックについたからといって、特別なものは感じていません。スタッフの方も考え方はそんなに変わっていないし、フィジカル面の強化もある程度は去年の継続というイメージ。もしかしたら、ここからいろんな変化が出て、最新のトレーニングが導入されるのかもしれないけど、今のところは取り組み方も去年のベースを大事にしている印象」
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その一方で、個人の意識は変わったと村上は言う。
「自分は今22歳。サッカー界で若手と言っていいか分からないけど、確実にチャンスは増えた。レッドブルというグループのクラブという事実もそうだし、明らかにアルディージャというチームの知名度や注目度は上がっている。
海外挑戦を見据えているわけではないけど、目の前の目標を一つひとつクリアしていけば、振り返った時に何か大きなものを掴めるチャンスがあるんじゃないかなと思う」
もちろん、クラブ側から具体的に何かを提示されたり、便宜が図られるわけではない。しかし、レッドブル・グループに加わったことで、活躍次第では海外挑戦の道が開けるかもしれない。今まで以上にチャンスが出てくると村上は感じている。
大宮U18所属時代に、村上は世代別代表のメンバーに選ばれ、2019年の秋にはU-17ワールドカップにも出場した経験を持つ。以降は日の丸から遠ざかっているなかで、巡ってきた大きなチャンスを逃すつもりはない。
「去年はシーズンを通じてほとんどの試合に出られたので、そこで得た経験と自信は今季に繋げないといけない。カテゴリーもひとつ上がったので、圧倒的な存在感を示すためにも頑張りたい」とは村上の言葉。エアバトルと球際の強さに定評があるプロ2年目のCBは、モチベーションを高め、新たなシーズンに足を踏み入れる。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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「自分は今22歳。サッカー界で若手と言っていいか分からないけど、確実にチャンスは増えた。レッドブルというグループのクラブという事実もそうだし、明らかにアルディージャというチームの知名度や注目度は上がっている。
海外挑戦を見据えているわけではないけど、目の前の目標を一つひとつクリアしていけば、振り返った時に何か大きなものを掴めるチャンスがあるんじゃないかなと思う」
もちろん、クラブ側から具体的に何かを提示されたり、便宜が図られるわけではない。しかし、レッドブル・グループに加わったことで、活躍次第では海外挑戦の道が開けるかもしれない。今まで以上にチャンスが出てくると村上は感じている。
大宮U18所属時代に、村上は世代別代表のメンバーに選ばれ、2019年の秋にはU-17ワールドカップにも出場した経験を持つ。以降は日の丸から遠ざかっているなかで、巡ってきた大きなチャンスを逃すつもりはない。
「去年はシーズンを通じてほとんどの試合に出られたので、そこで得た経験と自信は今季に繋げないといけない。カテゴリーもひとつ上がったので、圧倒的な存在感を示すためにも頑張りたい」とは村上の言葉。エアバトルと球際の強さに定評があるプロ2年目のCBは、モチベーションを高め、新たなシーズンに足を踏み入れる。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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