親会社がレッドブルに変わり、新体制でJ１昇格を目ざすRB大宮アルディージャは１月19日、沖縄でのキャンプをスタートさせた。

　初日はあいにくの雨のなか、１時間練習を実施。その後、DF市原吏音が取材に対応した。

　現在19歳の市原は、U-18に所属していた2023年にJ２で17試合に出場。副主将に就任した2024年はJ３で31試合４得点の成績を残し、１年でのJ２復帰に大きく貢献した。

　世代別代表を含め、10代にしてすでに多くの経験を積んでいるなか、「プロの生活にはもう慣れましたか？」と聞くと、市原は「慣れましたね。先輩が本当に優しくて、恵まれています」と笑みを浮かべた。さらに、オフの過ごし方に関しては、詳しくこう明かしてくれた。

「普段は基本、家にはいたくなくて、外でアクティブレストというか、友達と遊んだりとかが好きです。１日オフがあったら、１日中家にいるのはオフを無駄にした気がしちゃうので外に出ます。キャンプ中は、言ってもここら辺はあんまりやることがなくて、だからホテルの中でNetflixを見たりとか、先輩とどっか行くなら行くって感じですね」
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　ちなみに最近ハマった作品は、木村拓哉さん主演の『グランメゾン東京』だという。ここから思いがけず、市原のキムタク愛が炸裂した。

「映画はまだ見てなくて、こっちで見ようかなと思っています。（テレビドラマは）元々見てて、俺プロ１年目の時にパーマかけたんですよ。あれ、グランメゾン東京のキムタクを見て、『プロになったら絶対あのパーマする』ってずっと決めてたんです。

　それぐらい『グランメゾン東京』のキムタクが好きでやったんですけど、キムタクには程遠くて。全然似合わなくてやめちゃいました。それぐらい本当に好きでした。で、映画がやるってなってまた最近見始めました。それも面白かったですし、『梨泰院クラス』もまた見始めて、２回目です。韓ドラも結構見ます。あとは『プリズン・ブレイク』とか。もう何でも見ますね」

　文武両道、容姿端麗とヒーロー要素が満載の“大宮のキムタク”は、ピッチ内での圧倒的なパフォーマンスはもちろん、明るいキャラクターもきらりと光るものを感じさせる。

取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）

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