「コンディションさえ整えば、J１で規格外」

　識者の河治良幸氏にそう評価されたのが、ブラジル人FWのマルセロ・ヒアン。このオフ、サガン鳥栖から期限付き移籍でFC東京に新天地を求めた22歳のアタッカーは、今季の注目株のひとりだ。

　昨季限りで現役引退したディエゴ・オリヴェイラの後釜として期待されるM・ヒアンは、河治氏曰く「相当やると思います」。スピーディかつテクニカルで、裏抜けも得意。カウンターにも遅攻にも対応できる柔軟性があり、昨季はJ１で14ゴールを決めている。

「戦術云々ではないレベルの選手です。守備もこなしたうえで、攻撃に違いを生み出す。個で言えばJ１で飛び抜けた存在。（昨季）最終節の磐田戦での活躍を見てもモンスターだなと。怪我や出場停止さえなければ、ゴール数をかなり伸ばすはずです」

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　22歳という年齢もかなり魅力だ。

「勢いがありますよね。ここから伸びていく。上手く波に乗れれば、いずれJリーグを代表するストライカーになれます」

　FC東京がリーグ制覇を狙ううえで、M・ヒアンは最大のキーマンになるかもしれない。主役候補に躍り出るか、楽しみなタレントだ。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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