【J1展望】広島-浦和|因縁のライバル対決。先発濃厚な浅野に対し、柏木は別メニュー調整で先発を外れる?

2016年06月17日 サッカーダイジェスト編集部

広島――P・ウタカと浅野の“阿吽の呼吸”に期待。

故障者/広島=水本、佐々木、森﨑浩、ミキッチ、川﨑 浦和=イリッチ
出場停止/広島=なし 浦和=なし

J1リーグ・1stステージ16
サンフレッチェ広島 – 浦和レッズ
6月18日(土)/19:00/エディオンスタジアム広島
 
サンフレッチェ広島
1stステージ成績(15節終了時): 5位 勝点22 6勝5分4敗 25得点・16失点
 
【最新チーム事情】
●FC東京戦で11試合ぶりに得点を挙げた浅野が先発復帰か。
●負傷者が続出も、森保監督は「現実を受け止めて、ベストを尽くす」。
●2試合連続途中出場の高橋が「同世代の関根には負けたくない」と燃える。
●興梠とのマッチアップが予想される千葉「五輪に行くのか、聞いてみます(笑)」
 
【担当記者の視点】
 水本が右第3中足骨骨折の重傷(全治2か月)を負い、これで長期離脱は5人目。うち4人が経験のある主力選手であり、陣容は非常に厳しい。来月になれば五輪代表の活動も本格化し、さらにチームから戦力がいなくなる。
 
 この危機的状況に不安も増幅されるが、森保監督は「アクシデントや思い通りにいかないことがたくさんあっても、そこを乗り切れば、個々もチームも成長する。監督の仕事は、こういう時にやりくりすること」と前を向く。千葉も「これまでもメンバーを入れ替えながらやってきたし、まったく経験のない選手がやるわけでもない。やれる自信も持っているし、(負傷者続出の状況を)言い訳にはしたくない」と言い切った。
 
 今節は、FC東京戦でゴールを挙げた浅野の先発復帰が有力で、「状態は悪くない」と自信を見せる。今季の2得点はいずれもP・ウタカのパスから生まれており、2人の阿吽の呼吸がハマれば、J最少失点を誇る浦和の堅守を打破できる可能性が高くなる。

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